お正月を控え、年末 お世話になった人たちに
あいさつ回りにいっていました。
イベントの料理を作って下さった 「セシル」の島田さんにも
ソーラーサーキットのカレンダーを お渡ししました。
お店に行った時に 私達とよく住宅の話をするので
土日に入る住宅のチラシに興味が出てきて最近
よくチラシをみるそうです。
最近見たチラシに 高気密・高断熱に加えこれからは
「遮熱」の時代というチラシを見たそうです。
ちらしそのままに これからは「遮熱」の時代なんですか?
との質問をうけました。
するとついつい田中の解説が始まってしまった・・・
「遮熱」の話の前に そもそも「断熱」って
どういう意味だかわかるかい?
「断熱」とは、熱が伝導 や対流 ・更には放射 に
よって伝わるのを防ぐことを言うんだ。
そして 熱が伝わるのを防ぐ材料を「断熱材」
と呼んでいるんだ。
一般的には、伝導を防ぐことを「断熱」といい、
JIS規格でも定義されているんだ。
また、「放射」を防ぐ場合に 「遮熱」と言うんだよ。
「放射」ってわかりにくいんだけど 簡単に言えば
太陽の光が「ふく射熱」の代表例なんだ。
夏 駐車中に車の中が熱くなるのを避けるために
フロントガラスに銀のシールド(サンシェード)つけたり
するよね。
あれは 太陽のふく射熱を反射させて 熱の侵入を防いで
いるんだ。
銀のシールド(遮熱材)で「遮熱」しているってことさ。
ちなみに ここ数年「ふく遮熱」を利用した暖房器増えてない?
扇風機の形した「ハロゲンヒーター」とかあるよね。
ハロゲンヒーターって、それこそ熱が飛んでくるって感じだね。
「ふく射熱」って 空気のない真空中でも飛んでくるんだよ。
太陽のふく射熱なら 光の速度で宇宙空間を 約8分20秒程で
地球に到達してきているんだ。
「ふく射熱」って普段はあまり使わない言葉なんだけど
実は 人が「暑い」「寒い」と感じる感覚にとても重要な
かかわりがあるんだ。
例えば 暖房して室内の温度が20℃だったとしても
窓際の席って寒いよね。
人の暑い寒いの感覚でとらえられる温度を「体感温度」って言うんだ。
厳密に言えば、湿度や気流(風)でも 体感温度が変わるのだけれども
ここでは、室内で湿度と風がない状態だったと仮定したら
体感温度は (室温+平均ふく射温度)÷2
で計算されるんだ。
☆「平均ふく射温度」になるのは、壁や天井と床の温度の平均をとるから。
例えば 室温が20度あっても
窓際の窓の温度、床や天井の温度が10℃
だったとすると
体感温度=(室温20℃+平均ふく射温度10℃)÷2=15℃
となるんだ。
体感温度が15℃とういことは、室温が20℃あったとしても
まだ暖かさが足りない・・・って感じるよね。
ということは 体感温度が18℃位(快適温度)にするためには
暖房をかなり強くして 室温を25℃~26℃に高めるか
部屋自体の断熱性を高めて、平均ふく射温度を高める方法を
とることになる。
しっかり断熱されていない建物だと、少々暖房しても物足りないので
エネルギーをたくさん使って部屋をしっかり暖めなくてはならないんだ。
今のご時世では、あんまり強い暖房をするのは
財布にも環境にも良くないね。
だから これからの建物は しっかりと断熱された
高断熱の建物にしなくてはならないってことなんだよ。
そのチラシは夏場の例を挙げているので
夏場なら 暑さ対策で「遮熱」が大事になるってことを
説明してくれているんだね。
RECOM㈱
代表取締役 田中勇一
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