旅行の2日目。前夜の飲み会 3次会 4次会。そしてやっと深夜3時過ぎに寝たとおもったら両サイドのいびきで ほとんど寝られずふらふらで2日がスタートした。

9時にバスに乗り込むと、9時半には有田焼で有名な有田に到着。

いきなり、有田焼の販売店に降ろされた加古川支部一行は 焼き物の良し悪しがわからず右往左往。


焼き物を見る時の 見方を研究している田中は 早速 有田焼の解説本を探しに店内に。

専門の本は博物館にしかない・・・ということでカタログの類しかありませんでしたが、それでもカタログを一生懸命読み込み 有田に滞在の40分を最大限有効に使おうと東奔西走。

とりあえず、有田焼がもっとも力をいれているビアグラスをひとつゲット。

有田焼は日本で最初の磁器だそうです。

そしてバスの中で有田焼の復習・・・。


有田焼とは・・・


伊万里とも呼ばれる佐賀県有田町を中心に焼かれる磁器のこと。

土を材料とした陶器に対して、磁器は陶石と呼ばれる白い石から作られます。

陶石とは、火山活動で出来た流紋岩が温泉によって中に含まれていた鉄分などの不純物が流されたもののこと。

この難しい条件を満たす産地は、日本でも「九谷」「出石」「砥部」「有田」「天草」の5ヶ所しかないのだそうです。

これを1300℃という高温の登り窯で焼き締めることにより磁器の成分がガラス化するため、陶器よりもはるかに硬く丈夫になり、光にかざすと透け、弾くと金属に近い澄み切った固い音が出るのです。

また、陶器よりもきめが細かいため、手触りが滑らかなのも特徴の一つです。



有田焼の歴史・・・


有田焼の歴史は古く、江戸時代にまでさかのぼります。

有田焼が生まれたのは、今から400年も前のこと。朝鮮から来日していた陶工が、有田の泉山で陶石を発見し、1616年日本で初めて磁器が焼かれたと言われています。

この有田焼は、有田から約8㌔離れた伊万里港から全国へ、その後海外へと運ばれたため、有田焼は伊万里焼という名でも知られ、ヨーロッパ磁器発祥の地、マイセン開窯のきっかけともなりました。

長い伝統に裏打ちされた文様、技術、デザインは日本を代表する”やきもの”の一つとなっています。



手法とは・・・


絵柄の前に染付とか赤絵とか書いたものがあります。

これらは絵付けの手法を表しています。


例えば、「赤絵小花」という名前ですが、これは

「本窯焼成した生地に上絵具で小花の文様を書いています。」

ということを意味しています。


これが「染付小花」だったら

「素焼き生地に呉須で小花文様を書いています。」

ということを意味しています。


このように、この法則を知っていれば、名前を見ただけでその焼き物の氏素性がわかってしまうという便利なものなのです。


(手法の種類)


染付け(そめつけ)・・・


素地生地に呉須(コバルト)という顔料で絵付けをし、釉薬をかけて焼いたもの。

主に青色の発色となりますが、焼く前の呉須はくすんだ深緑色で これがとても綺麗な藍色になるとは思えません。

釉薬の下に描いてあるので「下絵」とも言い、釉薬の被膜に守られて絵柄が剥げることはありません。

唐津焼などに見られる酸化鉄の黒い顔料も下絵ですが、「鉄絵」と言って、「染付」とは区別して呼んでいます。

赤や緑の染付けもないわけではありませんが、なかなかクリアな色が出せません。



赤絵(あかえ)(別名:錦・色絵)・・・


すべて同じ意味の言葉です。

「赤絵」といっても赤い色だけではなく、赤、青、黄、緑あるいは金銀なども含めて、釉薬の上に彩色する手法やその製品を「赤絵」「錦」「色絵」と呼んでいます。

釉薬の上ですので「上絵」とも言い、長い間使っていると、顔料が剥がれてくることがあります。



染錦(そめにしき)・・・


染付と赤絵両方の特性をうまくミックスさせた手法で、落ち着いた染付が鮮やかな赤絵を一層引き立てます。

江戸時代にヨーロッパへ輸出され、王侯貴族の心を奪った古伊万里の多くは染錦の絢爛豪華な装飾品でした。


☆「染付」は素焼きと本焼きの2回窯を通します。

「赤絵」「染錦」の場合は、それに加え赤絵窯まで通しますので、

合計3回 窯の炎を通っていることになります。



絵柄について


十賊(とくさ)(当て字:十草)・・・


縦に細い線をたくさん描いた紋様を「十賊」と呼びます。

これはトクサ目のシダ植物であるトクサをデザイン化したもので、どこの陶磁器店でも必ずといっていいほど見かける紋様です。

線だけの紋様ですので至ってシンプルなデザインですが、それだけに作り手のセンスが問われる紋様と言えるでしょう。

使って飽きのこない定番柄ですので、毎日使う飯椀や湯呑みにはお勧めの絵柄です。

「十賊」という文字は書くのも読むのも難しいですので「十草」という当て字を使うことが多いようです。

「トクサ」と同じような紋様に「麦藁手」「千筋」というのがありますが、特に表記法の区別はないようです。







もっともっと有田焼 深堀したのですが、時間切れ。とりあえずここまで。


ちなみに 田中が書いた 備前焼のコンテンツもあります。

備前焼のブログはこちら
http://ameblo.jp/recom/day-20080306.html


旅行は有田を離れて、イカ釣り漁船で有名な「呼子 よびこ」へ。



そして、遊覧船観光へ。

海の中にできた焼窯そっくりの穴があいているところが観光地だそうで、そちらへ。





七つ窯わかりますか。

一つは通り抜けできるようです。



光が見えます。

約70m向こうの光です。

波がおとなしい日なら、小舟で通ることができるのだそうです。



この日は波が荒かったようで、船内にいると船酔いしそうです。こんなときは、遠くの海を見ていると楽になるのだとか。



調子に乗る田中。

寝不足で、コンタクトが入らずメガネです。



昼食は、「呼子のイカの生き造り」


イカがまだ生きていて 表面の色が変わっている様子を動画で確認してみてください。











このイカが2日間でもっともおいしかった・・・

さすが「生き造り」です。


移動が多かったのですが、その間は不動産屋同士の懇親を深める時間。

RECOMとしては土地情報をどんどん紹介して頂きたいので、宣伝活動に力を入れていました。


さてその成果は。

おたのしみに。








RECOM㈱
代表取締役 田中勇一
RECOMweb http://www.recom.ne.jp/