さて、ダイエットの豆知識の解答篇です。
「メタボにならない脳の作り方」昨日のブログはこちら
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問題のおさらいしながら 解答を見ていきましょう。
是非 知っておくべき
(ダイエットに関する誤解 豆知識あれこれ)
Q1 脂肪を1㎏を燃やして分解するには何キロカロリーのエネルギー消費が必要でしょうか?
A1答えは「7,000Kcal」
解説: びっくりですね。意外とご存じない方が多いんです。
脂肪を燃焼させるのは並大抵のことではありません。
ちなみに男性が一日で消費するカロリーは 年齢や仕事強度によって異なりますが 基礎代謝が1800~2000Kcal 運動その他で700~1000Kcal 合計2500Kcal~3000Kcalです。
30分歩いて100Kcalの消費と言われていますから 運動して脂肪を1Kg減らすとしたら・・・
一度にまとめて消費することを考えると目が回りそうですね。
運動はいっぺんにやらず、小分けに少しづつ繰り返し継続することが大事です。
例えば1日1回50Kcalでも毎日やれば、365日で
50Kcal×365日=18,250Kcal で
1年間かけてなら2.6Kgの脂肪を燃焼することが可能です。
Q2 炭水化物をたくさん取ると、インスリンというホルモンが分泌して、あまったエネルギーはすべて脂肪に合成される。
YES かNOか?
A2答えは「NO」
解説:ヒトの肝臓には糖質を脂肪に置き換える能力はありません。
昔の栄養学の本には、あまったエネルギーはすべて脂肪に合成されると書いてあります。
しかし、これは「ラット」(ねずみ)を使った実験結果に基づいています。
1993年と1999年にスイスのジャクアという有名な学者が、「人間を使って同じ実験をしたところ、ヒトの肝臓にはラットと違って、糖質を脂肪に変換する能力はほとんどない。」という論文を、アメリカでもっとも権威のある生理学の雑誌に発表しました。
ヒトはラットと違い、脳が大食漢で(摂取した総エネルギーの2割近く消費する)、しかもヒトの脳は糖質しかエネルギーとして使えないので、余分に取った炭水化物は肝臓と筋肉のグリコーゲンとして蓄えるようになっているのです。
ラットには脳がほとんどないので、あまったエネルギーをすべて脂肪として蓄えるのが非常に合理的なのです。
ラットの実験結果をヒトにあてはめてはいけませんね。
Q3 炭水化物を取らないダイエットを続けると、
脂肪ではなく筋肉が無くなっていく。
YES かNOか?
A3答えは「YES]
解説:「定番のごはん抜きダイエット」の問題を提起しています。
極端な例ですが、飢餓状態の子供は何を食べるか、御存じでしょうか。
脳は食べ物がなくなると自分の筋肉を食べるのです。
筋肉は非常食です。
どういうことかというと、分解するとアラニンという物質になり、それを肝臓にまで運ぶのです。
肝臓はアミノ酸をブドウ糖に合成することができるからです。
これが、「自分の筋肉を食べるメカニズム」です。
肝臓と筋肉のグリコーゲンはいくら溜めても1200Kcal位にしかなりません。
そこで毎日炭水化物を少ししかとらないと、肝臓のグリコーゲンは完全になくなります。
グリコーゲンは脳の唯一のエネルギー源なので、脳は筋肉にエネルギーを取られないように筋肉を使わない状態にしようと命令します。
朝ごはんを食べないと朝から眠いのはそのためです。
学生さんは朝ごはんを抜くと勉強になりません。
気をつけましょう。
Q4 脂肪分は、体脂肪が増えて太る原因になるので すでにたくさん脂肪のある太っている人は全くとらなくても問題無い。
YES かNOか?
A4答えは「NO」
解説:ダイエットで脂肪の極端な制限をする場合がありますが、
ビタミンA、D、Eなどの油溶性ビタミンは脂質といっしょに体に取り込まれるので、ゆきすぎた脂質の制限は考えものです。
お薦めなのは、動物性脂質の多い欧米食よりも、大豆製品などの植物性脂質を取り入れた日本食がよいでしょう。
Q5 20分以上運動しないと、脂肪は燃えないので、短時間の
運動はおなかが減るだけで、ダイエットに効果はない。
YES かNOか?
A5答えは「NO」
解説:これは明らかに間違いです。
短時間の運動でもダイエット効果ありです。
糖質より脂肪がよりよく燃えるようになるのが、運動を始めてから20分から25分ということです。
ということは、20分経過する以前でも脂肪は燃えているのです。
だから連続して30分の運動は無理でも、5分、5分の積み重ねでこまめに30分運動すれば消費カロリーは同じになります。
階段を見たら「やだな~」と思うのではなく、カロリー消費のチャンスと考えて、階段の上り下りを習慣化しましょう。
Q6 「フルーツ」を食べるなら、「食後のフルーツ」というように
食後に食べた方がよい。 YES かNOか?
A6答えは「NO」
解説:食後に果物を食べると、果物に含まれる果糖はインスリンの分泌を高めるので、血液中のダブつきかけている栄養素はしっかりと脂肪に合成されてしまう可能性が高くなります。
逆に食前に果物を食べると、血糖値がすぐ上がり食事での満腹感が早く得られるので、ついつい食べ過ぎてしまう・・・とうことを防ぐことができます。
まだまだ論点がたくさんあるのですが、
森谷先生がお勧めしているのは
①賢く食べて
②よく運動する。(少しづつ続ける。)
アメリカの著名な生理学者の話
「運動」というものをクスリにできるのだったら、これをすべての患者に飲ませたい。
特に生活習慣病への万能薬である。
RECOM㈱
代表取締役 田中勇一
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