昨日までの説明でソーラーサーキットの家の床下ダンパーを使った通気の重要性について ほとんどの方はご理解頂いたのではないかと思います。


その前に

「床下ダンパーを使った通気の重要性その1」はこちら→ http://ameblo.jp/recom/day-20080526.html

「床下ダンパーを使った通気の重要性その2」はこちら→ http://ameblo.jp/recom/day-20080527.html

「ソーラーサーキットの家」とはどんな家かは こちら→ http://ameblo.jp/recom/day-20080525.html


夏場のSCナビシステムの作動のさせた方について


夏場はSCナビシステムが大活躍する時期です。もちろんスイッチはONにして、リモコン操作パネル(SCナビゲーター)の運転モードを確認してみましょう。

日本の夏は暑い時期(梅雨明け7月中旬~残暑の9月中旬頃)は 最低気温でも25℃以上 最高気温は35℃を超えるような日が続くことがあります。

この時期のSCナビシステムの動きは次の動きをします。

夜間~朝~お昼にかけて、外気温が32℃位に上昇するまでは、床下ダンパーを開放し、熱気・湿気を排出する小屋裏ファンを運転する「開放夏型モード」で、なるべくクーラーを使わずに過ごせる室内空間をつくり出します。

この時の室内は外気温より2℃~3℃低く、湿度も外気より低い状態ですので、多少暑いと感じても扇風機程度でしのげるレベルです。

なるべくクーラーに頼らないで心地よく過ごせる伝統的日本民家と同じように過ごせる「ソーラーサーキットの家」の醍醐味です。


次に外気温が32℃を超えるレベルになると、個人差がありますが 少しクーラーが必要と感じる方もいらっしゃるようになります。この場合、クーラーで冷やすのではなく除湿運転で過ごす方が多いようです。

このクーラーを運転し始める温度になる時点で、SCナビシステムは、外部の熱気の侵入を防ぐために床下ダンパーを閉鎖し、熱気を湿気を排熱するために小屋裏ファンのみ運転する「新モード」に切り替わります。

この「新モード」への切り替えによって、小屋裏では排熱を続けながら、床下からの熱気の侵入防止、クーラーの冷気漏れの防止を行い、空調効率のアップを図っています。

盛夏の日中 12時前から夕方5時、6時位まではこの「新モード」が活躍します。

夕方になって 外気温が32℃以下に下がると 再度床下ダンパーが開放して「開放夏型モード」に切り替わり なるべくクーラーに頼らないで心地よく過ごして頂きます。


ちなみに、「開放夏型モード」から小屋裏ファンのみ運転する「新モード」への切り替えの温度は、住まい手の好みで多少上下することができます。(温度調整の補助のダイヤルが右下にあります。)



SCナビシステム

リモコン操作パネル








SCナビシステムでより快適に過ごして頂くために

SCナビの導入で、かなりの高いレベルでの快適な住み心地が実現するようになりました。

温度センサーで開閉の判断してくれるので、いつ開いて、いつ閉じたらよいのか という悩みからも解放されました。

ここででは、SCナビシステムを利用して さらに快適に過ごして頂ける方法をご紹介させて頂こうと思います。

それは雨が降ったり(急な湿度の上昇時)、強風が吹いたり、台風が来たりしたときの対応を考えて頂くことで「住み心地」を損なうような天候の時には、SCナビをOFF(停止)して頂き、天候が回復した時に再度 ON(運転)して頂く対応です。


先に御説明させて頂きましたように、SCナビシステムは、温度センサーによる開閉判断です。

そのため急な湿度上昇(突然の雨、夕立ち等)や、突風、台風などがやってきても、設定温度以上であれば、床下ダンパーが開放したままの場合があります。

その場合、高湿度の外気が大量にインナーサーキットに入り、室内の快適さが損なわれることがありえます。

ありがたいこちに今の時代 天気予報でおおよその天気の状態は事前にわかります。

そこで、お出かけ前等に、天気予報を確認されて、もし雨、台風、突風等が予想される場合には、SCナビシステムのボタン一つポンとOFF(停止)にしてお出かけ下さい。すると、床下ダンパーは閉鎖、小屋裏ファンも停止します。

天候が回復したら、ボタン一つON(運転)にして、再度SCナビシステムを稼働させて下さい。

不必要な湿気や余分な風を防ぐことで、室内をより快適な状態に保つことができます。


ソーラーサーキットの家に住んでいると、室内が快適で 家の外が暑いのか寒いのか 乾燥しているのか湿気ているのかがわからない・・・なんて相談を受けることがあります。

ある意味、うれしいぜいたくな悩みとも言えますね。

しかし、外部の湿度の変化をいち早く察知して 室内の快適さ維持のためにSCナビシステムをOFF/ONすることを考える方にとっては、解決せねばならない問題です。


これを解決する方法としては、室内から外気の温度・湿度をみることができる、透明な温湿度計をガラスにはってみてはどうでしょうか。

例えばこのような→ http://www.sunset.gr.jp/sportstrain/shop/products/weatherstation.htm


ガラスに貼る位置は直射日光の当たらない北面の窓、室内から見やすい位置です。

床下ダンパー付近の湿度を知る意味で、可能であればなるべく低い位置がお勧めです。


神経質になる必要はありませんが、より快適な室内空間を求める方であれば、SCナビシステムを採用してみて、快適なソーラーサーキットの家ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。


RECOM㈱
代表取締役 田中勇一
RECOMweb http://www.recom.ne.jp/