暖かい家を検証する前に一般の住宅が何故寒いのかを検証してみます

次のスライドをご覧下さい。

(見えづらいので スライド上をクリックするとはっきり見えます。)



シロアリを恐れるあまり基礎部分を一年中通気を良くしている住宅があります。

シロアリの活動時期は4月から10月頃で冬場は冬眠しているので、通気はなくてもよいのです。

冬の寒い時期に基礎の空間の通気をよくすることは足元が寒いだけで、おすすめできません。

足元に冷たい空気だまりができると、冷輻射(ふくしゃ)で足元がよく冷えます。

また、気密施工のなされていない住宅の場合は、冷輻射に加え足元からの隙間風も進入し この2つのダブルパンチで、それはもう足元は寒くて仕方ない状態になります。


残念なことに世の中の多くの住宅が上記のような住宅です。

なんとか暖かい家にする方法はないものでしょうか。


そこでソーラーサーキットの家の開発者は地面の熱を利用する方法を考えたのです。

次のスライドをご覧下さい。

(見えづらい方は スライドの上をクリックしてね。)



そう言えば、人間だって太古の昔は、横穴式住居、竪穴式住居 のように地面に穴を掘って住宅にしていましたね。現在人が地面の中の快適さを忘れてしまっているだけなのかもしれません。

それでは土の中ってどの位 暖かいのでしょうか?

次のスライドをご覧下さい。

(見えづらい人はスライドの上をクリックしてね。)




これは2次元伝熱シュミレーションと言って、住宅の基礎の部分と地面の温度を色で表現したものです。赤が暖かくで青や黒いところは温度が低く冷たいことを示しています。

基礎の上には本来住宅がくるはずなのですが、お話の都合上 基礎の上の住宅部分は消してあります。

一つだけ条件があって、これは基礎の外側部分から断熱された基礎外断熱工法で施工することを条件としています。

さてこの状態でスライドをみると、

基礎の部分に見える縦の黒い部分が断熱材です。この断熱材を境に左側が外右側が室内です。


これを見てどうですか 暖房を全くしていないのに

外気の温度が2℃の時に基礎部分は15℃

なんです。
この基礎のあったかさのおかげて 住宅の1階部分の温度は全く暖房しなくてもこの条件下では12℃~13℃位あるんです。

これは、先に見た一般住宅とはかなり床部分のあったかさが違いますね。もちろん隙間なく住宅が建築されていますから、足元からの隙間風もありません。

このような住宅になると、後は足りない分だけ暖房するのでよいですから かなりの省エネにもなるはずです。

またこの暖かさは 一階の床全体に及ぶのですから、リビングの床だけでなく 玄関 廊下 洗面所 トイレ 浴室のすべてが暖かいわけです。

だから省エネなのに全館暖房が可能になるわけですね。


全く暖房しない自然室温が長く快適な状態を保ってくれるのは 隙間なく高断熱に丁寧に建てられた 魔法瓶のような住宅の中に このような冬でも暖かい(15℃)の基礎が入っていたからなんですね。


冬のソーラーサーキットの家で あえて暖房しないで 自然室温の体験会をするのは このような 普通の住宅ではありえない暖かさを 体で体験して頂きたいからだったのです。


RECOM㈱
代表取締役 田中勇一
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