ここのところ忙しくて、観たい映画を見逃しそうになっていた。11月、12月と公開の映画は「観たい!!」ものが多くて困ります。昨日は続けて2本観ました。
「プラダを着た悪魔」http://movies.foxjapan.com/devilwearsprada/
私が絶対観たかった映画。予想通りメリルストリープはすごかった。そのまんまファッション雑誌のトップ編集長で、ヴォーグのアナ・ウインターみたいだった。全女の子が夢見る華やかなファッションの仕事の内情は、その世界の外の人から見ると尋常じゃなくおかしくて、でも中にいるスタッフは必死。やっぱり、以前勤めていた「F」の内部を思い出した。「F」でも、会長がNYから帰ると、社内に”戦闘態勢”が敷かれ、全てはオーナーデザイナーである会長を中心に世界は廻っていた。入ったばかりの社員など名前など覚えてもらえず、管理職は宗教のように会長に忠誠を誓っていた。ピンヒールで大理石の床を歩いて、物凄く疲れた(笑)。でも私には、メリルストリープの一言一言は、非現実的なおかしなファッション業界そのものなのに、なぜか真実に直結しているように思えた。例えば、ラックいっぱいの今期のデザイナーの服を前に、雑誌に載せる組み合わせを選んでいる時、同じようなブルーのベルトの違いが分からないといって笑ってしまった新米アシスタントに、言うせりふ。「あなたはファッションに興味がないって顔しているけれど、そのセーターのブルーだって、もともとは数年前に私たちがこうやって選んだものなの。それが流行して、大量生産品になって、バーゲンになってあなたが買ったわけ。」うーん、そうです、その通りなのです・・・。個人的にはDVDも買いたいくらい。
「手紙」http://www.tegami-movie.jp/
「絶対泣くから」と言われて観た映画。予想通り、テーマは重く・・・なんというか、最後の小田さんの声に、ただただ涙が出るというか・・・。犯罪者の兄を持つ、って本当に主人公の気持ちに共感できる人は少ないかもしれないが、でも差別を受けない普通の人の心にも十分響く映画だと思う。そんなつらさや苦しさを体験したことのない私が偉そうなことは言えないけれど、とてもよい映画でした。