昨日、O様邸の 防音のテストを行いました。施工の段階から防音材料・仕様を提供してくれているメーカーの大建さんに何度もチェックしてもらっていたので、大丈夫とは思っていましたが、木造住宅では最高レベルの性能が発揮されていますとうお墨付きをもらって、我々も施主のO様も一様に安堵の表情でした。監督の雑賀はあれだけ材料でしかも、決められた基準通り(いやそれ以上に)丁寧に工事を行ったので、性能が発揮されて当然って感じで、彼は自信満々だったようです。
さて、これから防音に関して、技術的なことも含めて何回かにわけて、ブログに書いていきたいと思います。実は勉強すればするほど音って難しいんです。というわけでできるだけ、やさしくいきたいと思います。
まずは簡単な知識から。私が普通に話す話し声は55dB位で、こそこそ内緒話をするときの話声は35dB位です。大きな怒鳴り声をあげたら85dB位で、クシャミ(はークション)は95dB位あるそうです。テレビの音は通常60dB位だし、新幹線の車内は70dB位、地下鉄の車内は85dB、プロのピアニストの演奏は100dB位、ジェット機の騒音は115dB位あるそうです。(ダイケン 暮らしのまわりの音あれこれ より)
次に、知っておいて欲しいことは、音のエネルギー(物理的強さ)の単位 音圧dBです。人間の耳には、20dBの音圧の音は10dBの音の2倍の大きさに聞こえるのですが、エネルギー(物理的強さ)は10倍も違うということです。つまり、人間の耳に音の大きさが半分に聞こえるためには、エネルギー(物理的強さ)を1/10にしなくてはならないということです。ということはよく音を30dBダウンさせる(もとの音の半分の半分の半分つまり1/8)というのですが、これは音のエネルギー(物理的強さ)を1/10×1/10×1/10=1/1000にすることである ということを示しています。つまりある一定レベルを超えると防音のレベルをあげることは非常に困難を極めるということを意味します。 さて これ以上 一度に説明すると難しくなるので今回はこの辺で。田中勇一でした。