今日は親戚に誘われて、約25年ぶり?位の大相撲観戦@両国国技館。

十両の土俵入りに間に合うよう、午後2時待ち合わせで入りました。

残念ながら役力士9名中5名が休場、春場所優勝の尊富士も休場で、「今場所は少々盛り上がりに欠けるのでは?」と思ったけれど、そんなことは全くなく満員大入。

大相撲って、こんなに人気があったとは!

一般のチケットは抽選で争奪戦らしいです。



今回のお席は内部関係者用のチケットだったらしく、枡席最前列という、観戦には最高のお席でした(たまり席はさすがに、頭上から200kg近い巨体が落ちてくるかもと思うと怖い…まあ、そうそう入手できませんが)。

言い換えればお茶屋さん付の接待用チケットではなかったので、内心楽しみにしていたお土産は無し…寂しい…。

食べ物に菓子折りに食器やら浴衣反物やらを「これでもか!」と詰め込んだお土産、結構好きなんだけどな。

まあ、しょっちゅう観に来る関係者なら、たしかに毎回頂いても困るかも。



今年の母の日のプレゼントはこれとランソレ2018、赤白ワインを各1本ずつ。

グラスを寄せると、ライチや桃のような香りがブワッと立ち上ります。

口当たりは甘いけど、後口はベタベタしていないし、私の苦手な酸味もほとんど無い。

母にも好評で、良かった良かった。

今日はお昼のナポリタンに合わせたけど、中華にも合いそう。

これも買いだめしておくかな(もう冷蔵庫の野菜室がいっぱいなんだけど)。






GWにつき、長期帰省中。

母の郷里の老舗和菓子屋「ひがしや」さん、1845年創業です。

柳井市内の和菓子屋といえば、国木田独歩の小説にも出てくる三角餅(みかどもち)を作っていた1805年創業「藤坂屋」さんが有名ですが、そちらは残念ながら現在休業中。


ひがしやさんは「翁あめ」や「やない最中」といった日持ちする贈答向きのお菓子や、松葉、紅梅、ぼうろのような駄菓子だけでなく、茶席用の上生菓子を常時、それも5,6種類は置いてらっしゃるのが素晴らしいのです。

デパ地下で全国展開する京都の老舗和菓子屋ですら、棹物や干菓子だけを店先に並べて「茶席用の上生菓子は1週間前までにご予約を」なんて言ってる情けない有り様なのに。

「茶席用の菓子は常にご用意してあります」というところに、菓子屋としての矜持を見る思いがいたします。

手元にある令和3年版の冊子「柳井ブランド」によれば、材料は全て国産で、朝4時前から仕込みをなさっているとか。

それなのに、お値段が今どきありえない位お手頃で、薯蕷饅頭なんて150円しなかったような。

それでいてお菓子はどれも当たり前に美味しいし。

うちの近所にも1軒欲しいと心底思います。


今回いただいたのは草もち。

ラベルには「手摘みしたよもぎ」とあります。

繊維がしっかり残ったよもぎの存在感に、濃い緑色、まさに草が主役の草もちです。

2個食べたけど、まだ足りない、まだ食べたい。