東京駅周辺美術館共通券を今年は2セット購入していて、年内に5つの美術館に行けるのに全く使っておらず。

勿体無いので母を連れて行きました。


我が家にも伝・寛次郎の壺が有るので(旅館をやっていた祖母?が、お客さんにお礼として頂いた)、民藝には親近感があります。

ただ壺の草花文の主張が強すぎて、花を活ける気には全くならないのが難ですが。

「用の美」って何だろう…。


静嘉堂文庫の誇る稲葉天目茶碗、やはり昨日トーハクで見た大徳寺龍光院の曜変天目よりずっと華やかというか、キラキラしいです。

ミュージアム・ショップにも曜変天目グッズが沢山。

母がぷっくりシールを衝動買いしてました。



両親がパリで大人買いしてきた「エシレ」バター、ブリックスクエアに店舗があり立ち寄ったら、バターの価格がパリの3.5倍だそう。

お土産に渡したら喜ばれるわけだわ。

エシレバターを使ったフィナンシェにマドレーヌ、クッキーを買ってきました。


それから八重洲に向かってブランチを食べ、山口物産館や栄太郎で美味しそうな物をちょこちょこ買いながら、三井記念美術館へ。



お茶をやってる人、特に表千家の門人なら三井の茶道具は見ないと!

あちこちに表千家歴代家元の箱書きと花押が散見されました。

私が見たかったのは長次郎の「俊寛」。

明日は立飛歌舞伎に行って、まさに「俊寛」を観る予定なので。

お茶は歌舞伎や能だけでなく、陶芸や工芸品、民俗学とあちこちで繋がっているのが面白いです。


こちらのミュージアム・ショップでは茶籠セットや現代作家のお茶碗も販売していて、素敵な品が多かったです。


帰りに三越の地下で食料品を買って帰路に着きました。

母も広い上野は歩くのに疲れちゃうから、遊びに連れ出すならこれくらいが上限かな。





利休像と、大徳寺龍光院所蔵の曜変天目茶碗を目当てに、夜間開館に合わせて行ってきました。

雨だから人が少ないかも…と期待したけど、それなりの人出。


偉いお坊さんのポートレートや書が延々続いて、個人的にはあまり面白くは…。

曜変天目も喜左衛門井戸も、お茶碗の周囲は人が多くてあまりじっくり見られなかったし。


会場の出口に、大徳寺開創700年三千家合同献茶式(三門楼上での法要)の映像が流れていて、武者小路の若宗匠が炭点前、表の家元が濃茶、裏の家元が薄茶のご奉仕をしている様子が興味深かったです。


本館の14室では「茶の美術」と題して茶道具が展示されていたので、そちらにも立ち寄りました。

「金海茶碗 銘 福寿草」が、白くて大らかな形で、素敵でした。

本館の常設展はかなり見応えあるんだけど、何せ部屋数は多いし広いしで、疲れちゃってなかなか回りきれません。



大徳寺特設ミュージアム・ショップも覗いたけど、どれも高い…!

プラの栞が1枚450円って。

本館の常設ショップでは、ハニワのクリアフォルダーが300円で買えるのにー。

常設ショップで扱っている「鈴木時代裂研究所」の古渡更紗の大帛紗が前から欲しかったのだけど、欲しい柄はあいにく売り切れていたので、直接ネットで注文しちゃいました。

「出帛紗は既に5枚位持ってるから、もう要らないでしょ」と自分でも思うのだけど、私はどうも布物に弱いみたいで。

だから着物や帯も増えちゃうのよねぇ。





着物…楓の小紋

帯…宗達蔦


急に寒くなったし、立冬近いし、そういう色合わせで…と思ったら、葉っぱ×葉っぱになってしまいました。

何というか…秋の山?


今日は新しい羽織を下ろしました。

萌葱色か若菜色?の地紋入の色無地を仕立て替えて、背中に縫い紋を一つ入れて、羽織紐は黄色い組紐。

以前に一之輔さんが高座で着ていたのが素敵だったので、同じ色使いで作ってしまいました。


今回凝ったのは羽裏で、使ったのは男物の長襦袢用生地。

濃紺地に淡い卵色や桃色で、大きな鳳凰が飛んでます。

私は身長もあるし大柄なので、淡い暖色系のぼかしとか、多色使いの花柄とかの、女性向けに一般的な可愛らしい羽裏はあまりしっくりこなくて。

せっかくの羽裏が見えないと勿体無いので、悉皆屋さんには「羽裏はたっぷり、長めに取ってね!」としつこくお願いしました。


完全に趣味と遊びに走って作った羽織なので、あまりカタギらしくないというか、お茶にはダメかな…と思っていたけど、先生も「あら、素敵じゃない」と仰っていたから、正装でなければ問題ないみたい。

鳳凰といえば歌舞伎座のシンボルだし、今度お芝居観る時に着ていっちゃおうかな。


チラリ。