桃太郎のルーツ吉備津神社へ。 | いつも青春、ずっと青春。 50代からでも遅くない「ときはな流」自由自在な生き方

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いつの間にやら、暦は5月に
そして、季節は夏へと変わっていました。

みなさんはゴールデンウィークはどのようにお過ごしでしたか?

わたしは大阪から岡山、島根へと帰省、観光、結婚式、法事と
なかなかハードな日々を送りました。

今回の旅では以前から行きたいと想っていた
出雲大社への参詣が叶いました。
その模様はまた後日記事にいたしますね。

今日は岡山にある吉備津神社のお話です。

この神社はあの有名な桃太郎伝説の元になったといわれています。

岡山駅から吉備線で約15分。

吉備線は今年4月から「桃太郎線」へと名前が変わっていました。

ワンマン電車で吉備津駅へ向かいます。

 

 

 

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駅を降りて10分程歩くと、鳥居をくぐり、
 

 

 

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緑豊かな松並木を歩いてゆきます。

 

 

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松並木を抜けると、神社が姿をあらわしてきました。

ご祭神は「
大吉備津彦大神(おおきびつひこのみこと)」

その昔、この地には鬼のような
温羅(うら)というものがいて、
人々を困らせていたそうです。
そこで朝廷によって派遣された四道将軍のひとり、

吉備津彦命がこの温羅を退治したと言われています。

 

階段を昇り、北随身門を抜けると拝殿・本殿が見えてきます。

 

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長い廻廊を抜け、温羅の首が埋められているという
御釜殿に向かいます。

 

 

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温羅の首は串にさしてさらされている時も、
御釜殿の下に埋められても、
何年も唸り続けたそうです。人々は困り果ててしまいます。
ある日吉備津彦の夢に温羅からのお告げがありました。
「自分の妻に御釜の火を炊かせよ。そうすれば、吉凶を占ったやろう」と言いました。これが「鳴釜神事(なるかましんじ)」の始まりだそうです。

釜がどう鳴るかで、吉凶を占う神事である、
「鳴釜神事(なるかましんじ)」は今でもここで行われています。

一般受付もあるようですね。

 

 

 

 

 

 

 

 



本殿・拝殿を横から見ると、
「比翼入母屋造(ひよくいりもやづくり)」という
ここにしかない貴重な建築様式がみてとれます。
とても美しい姿でした。

 

 


別の角度から見ても美しいですね。

 

 

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温羅というのは、百済出身の製鉄民族の長だったという話を
聞いたことがあります。
歴史というのは、勝ったものが残したものですから、
いくら良い施政者であっても、鬼にされてしまうこともあるのでしょう。


そんな観点から歴史を見てゆくのも、また楽しいものですね。

 

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