8月26日。

本日も『六蔵』。


いつもの鳥納豆串に、いつもの鍋。

『いつもの』でオーダーするガイハに、『いつものですね』と応える店員。

そんな、『いつもの』ありふれた空気の中、突如U田さんが新人にひと言。


U『橋幸夫ーーーーーーー!!』


御三家絶叫。

何だ。

一体何なのだ。

目の前の新人店員が橋幸夫に似ているというのか。

否、彼はどう見たって20前後。

ほら今にも泣き出しそうではないか!


U『いやだから…橋幸夫!!』


助けを求めるように、視線を向ける店員。

思わず反らすガイハ。

許せ。

許しておくれ。

残念ながらガイハにだってわからない!

むしろ目の前の人は知らない人!


U『はし…』


ごくん。


U『割り箸を落としたから、取り替えてくれ…』


誰もわかる筈がありませんでした。



3時間後、またも野外エアライブ決行。

そのままな誰こむように、カラオケの館へ。

本日は『LUNASEA祭』という事で、選曲がオールLUNASEA。


U『うおっ!』


あまりに激しいエアライブの為、U田さん負傷。

それでも尚、血だらけで熱唱。

まさに魂のGIG!



1時間で完全燃焼し、23時半解散。

ふらふらとした足取りで駅へ。


そしてSuicaをタッチすると、なんとエラーメッセージ。

なんとGoできません!

慌てて駅員を呼び、もう1度実戦すると


駅『それSuicaじゃないですよ…』


手にしたいたのはカラオケ館のカード。

エアライブの代償はあまりにも大きかった様です。



セットリスト


ガイハ。
1 THE SLAIN
3 MECANICAL DANCE
5 SLAVE
7 SANDY TIME
9 CHESS

U田。
2 FAKE
4 END OF SORROW
6 TRUE BLUE
8 IN MIND

コンビ。
10 a vision
11 Dejavu




8月10日。

渋谷TSUTAYA前で、待ち合わせ。


人ごみの中にU田さん発見。

右手を引き


G『リアーーール!!』

U『ボーーーイス!!』


ハイタッチ。

まだ2度目の挨拶なのに、大昔からの儀式のような馴染み様。



そして、いつもの『六蔵』を経て、“ライブ会場”『カラオケの館』へ。

もちろん道中もエアライブ。


持ち時間は1時間だった為、のっけから暴走ナンバー。
U田さんは、らき☆すたの『もってけ!セーラーふく』『桜舞う季節に』を、ガイハは久しぶりの『おはパンク2007』を、そして最後は二人で『アカ』を熱唱。
あまりの激しさに、毛穴が1㎝広がりました。


◆『7.19』が挨拶の『はじまり』なら、『8..10』は挨拶の『定着』。

今となっては恒例の『渋谷TSUTAYAリアルボイス』は、この日が初披露であった。

7月19日。

今年2回目の泊まりでの活動。


集合は鶴見駅。

“いつも通り”時間通り現れないU田さんを待ちながら、とある1つの疑問が頭を過りました。


彼は本物の『リアルボイス』なのか。

そもそもリアルボイスとは何なのか。

実は、生み出した本人すらもわかっていないかも知れない。

もし突然、ガイハがふいを突いて『リアル』を叫んだら、彼もまた『ボイス』を叫ぶだろうか。

案外、対処しきれない事だって考えられるのだ。

『えっ?』なんて熱のない返事を返そうものなら、『リアル』でない『フェイク』の『ボイス』として一生嘘つき呼ばわりしてやろうではありませんか!


そんなこんなで、改札の奥にU田さん発見。


作戦決行。

G『リアルーーー!!』


はたして、ガイハの気持ちは通じるか!


すると、突然駆け出し

U『ボォォーーイス!!』

ハイタッチ。


ここに『リアル』『ボイス』の挨拶が誕生しました。



そして一路、焼肉屋。

なんとこのお店、本日で閉店。

という事で、最後の客としてお店の肉を食べ尽くしてやろうではありませんか!

『おかげさまで冷蔵庫が空っぽになったよ。今日で閉店だから無料(ただ)にするから。』

そんな優しさに期待して。


ビールで乾杯。

すると肉を見つめながら、全く手を動かさないU田さん。

そうこの男、焼肉でも鍋でも、どんな事があっても“待っている”男なのだ。

仕切るどころか、取り分けるそぶりすら見せません。


仕方がないのでガイハが焼く事に。

お互いに空腹。

それなら最大限の火力で大量の肉を一気に焼いてしまうのが得策という事で、次々に投下。

ところが、肉と肉の隙間から火の粉。

これは火を弱めなければ危ない!


否、隙間から火が溢れるのなら、その隙間を肉で埋めれば火力も弱まる筈。

さらに肉まで焼ければ一石二兆。

やはりガイハは天才!


というわけで、さらに投下。


U『うぉぉぉぉぉーーー!』


火柱。

そう、肉の油でかえって火力が増していたのは言うまでもありません。


店『ちょっと!急いでこれを!』


店員に促されるがまま葱を投下。

またも葱。


沈下したものの、そこに残っていたのは丸焦げになった肉たち。

焼け石に水でした。



結局、最後の客だというのに、“きっちり”定価を払わされ、退店。

セブンイレブンにお酒を買いに行くと、籠と共に『ビークル』降臨。

晴れて、コンビニ覚醒を果たしました。



いよいよU田宅へ。

YOUTUBEと共にLUNASEAエアライブ。


蘇る熱き魂。
部屋中に響き渡る掛け声とヘッドバッキングの汗。

そして喉が潰れる程の、絶叫ソング。


G『ウォォォォーーー!!』

U『ウォィッ!ウォィッ!ウォィッ!』
れ『人々のドラマァーーーデジャビュゥーーー!!!』

もちろんMCつき。
れ『お前ら全員好き勝手にががっでごーーい!!』


ただ、キャパシティ50000の妄想ライブを2人で、しかも全パートを熟(こな)すのはあまりにも過酷というもの。


G『うわっ!』

U『痛ぇ!!』



パフォーマンで負傷。
仕方なく、大人しくライブ鑑賞に。

G『すごい…』

U『かっけぇ…』


G『…』

U『…』


放心状態。


ひとりのファンに戻っていました。

◆『リアル』・『ボイス』の挨拶、そして『被りモノ』の原点と、“れしーと”を語る上で絶対に外す事の出来ない回。

今では『ハッピー』『オレンジ』等、合言葉の様に掛け合いも長くなったが、元々のくだりは、ガイハの思いつきから始まっていたのは案外知られていない事実。

何せ、当の本人すら忘れていたのだから。