平成25年 走り初め
東京を自転車で走る会は、都市小屋SHU の常連メンバーを中心に、平成12年に発足。以来、毎年新春には、その年の安全祈願を兼ねて、七福神や神社・仏閣を走る会を開催してきました。
13回目となる今回は、1月6日(日)に、新宿山ノ手七福神を自転車で走りました。
この日の参加者は9名。前日までの寒さも和らぎ、絶好の自転車日和。
集合場所の文京区春日町の交差点をスタート。まずは、飯田橋から大久保通りに入り、神楽坂を目指します。
神楽坂の善国寺には、毘沙門天が祀られておりました。
また、狛犬かと思いきや、実は狛虎でありました。確かに縞模様が。
参拝後、神楽坂の石畳の路地を少し散策。
次いで、自転車で横道に入り、珍しい粗壁の建物を見学。ギャラリーがお休みで戸が閉まっており、外から覗きながら、広川さんの解説を聞きました。
途中、纏を積んだトラックとも遭遇しました。正月気分が増しますな。
それから、市谷柳町の経王寺の大黒天へ。この大黒様は、慶長3年から今の位置に安置されているそうです。
近くに、江戸時代の門が残されていると言うので見に行くと、マンション建設のために跡形もなくなっており、遺跡調査が。この辺りは、昔々から人が住んでいたのですね。
そのすぐ近くに、実に立派な和風建物がありました。裏千家東京事務所でした。
途中、若松町のトンカツ屋で昼食をとり、厳嶋神社の弁財天へ。抜弁天として知られている弁天様です。
永福寺の福禄寿、法善寺の寿老人はすぐご近所なので、自転車を置いて、歩いてお参りしました。
また、1月8日からの弁天様は、西向天神社になるとのことで、こちらにも立ち寄りました。
それから、歌舞伎町の稲荷鬼王神社に祀られている恵比寿神。神社の裏手には、富士塚が、なぜか3つに分かれてありました。
最後は、新宿のゴールデン街や花園神社のわきを通って、太宗寺の布袋和尚へ向かいました。
太宗寺には、布袋様のほか、塩かけ地蔵や閻魔大王、江戸六地蔵なども祀られておりました。
それから春日町まで戻り、レンタサイクルを返して、走る会は無事終了。
当会としては、このコースは2回目でしたが、途中の道草などで新しい発見もあり、楽しい新春ポタリングとなりました。
その後はラーメン屋で簡単な新年会となりました。これも毎度のことではあります。
みなさま、お疲れ様でした。
次回は、5月5日の「自転車の日」に、都内のどこかを走ろうという話になりました。