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岩波書店『世界』2月号

岩波書店の総合雑誌『世界』の20132月号に、ルポ『福島の子どもたちに「自然」を -伊達市「移動教室」の試みが問うもの-』が掲載されています。

筆者は、インターネット放送局OurPlanet-TV の白石草代表。

地域交流センターが仕掛けた、福島県伊達市の小学生を、学校のクラス単位で新潟県見附市へ移動&学習させる「移動教室」を元に、放射線と福島の子どもの様子、さらには保養プログラムの現状について、とてもよくまとめられています。


ですが、私の肩書のほかにも少し間違いがありますので、補足説明すると、移動教室の往復のバス代は文科省の復興教育支援事業からも出ています。但し、中2日分は伊達市が出しています。

当初、滞在中の宿(海海ハウス)⇔学校の移動は、見附市に協力をお願いして、見附市側で送迎することで久住市長にも了解も得ていたのですが、伊達市の先生や生徒が自由に動けた方がいいだろうということで、伊達市教委が予算をとったという次第です。



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伊達市の移動教室は、25年度も見附市で継続するのにとどまらず、他県にも受入れ校を設けて実施するべく調整を進めておりましたが、ルポの中でも紹介されている吉野裕之さん達の頑張りで、山形県河北町での実施の可能性が見えてきたところです。


福島の子どもたちの笑顔に会えるのが楽しみです。