染の小道2013
東京は新宿区の落合・中井地区で、2月22日~24日まで「染の小道2013」が開催されています。
妙正寺川に反物をなびかせる「川のギャラリー」と商店街を暖簾で飾る「道のギャラリー」が始まって、今回が3回目。
地元の伝統を生かした手作りのイベントも、年々にぎわいを増しております。
今回は、中井駅の構内に飾られた「染の小道」の大暖簾が、みなさまを歓迎のお出迎え。
<川のギャラリー>
妙正寺川に100mにわたって「反物」が架けられました。
昭和30年頃まで、この川では染物の水洗いがさかんに行われていたそうです。
<道のギャラリー>
染色の技術を持つ製作者が、お店と相談しながら染め上げた「のれん」が87枚、商店の軒先に飾られました。
中井地域の小道には昭和の風情がそこここに。
そして今回の目玉として、落合第5小学校において
「染の王国・新宿」展示会が、新宿区染色協議会の協力で開催されました。会員の着物展示や昨年・一昨年「道のギャラリー」に飾られた「のれん」の展示のほか、職人さんによる染めの実演と体験も行われておりました。
一昨年は初めての手作りイベントということで、乞われて実行委員メンバーとなってお手伝いもしましたが、今年はほとんど役立てず仕舞い。
でも、年々、充実度を増していることがうれしいのでした。