子どもを信じたいけど信じられない時の心の状態とは

不登校のお子さんとの関係性に悩むお母さん専門の心理セラピスト渡部幸美です。

今日も一日、お疲れ様でした

今日はどんな一日でしたでしょうか？

自分で自分を責めて落ち込んだり、まわりからの言葉や子どもの態度でイライラしたり、悲しくなったり。

ほんとに、心は一瞬一瞬変わるものです。お母さんのこころ、大切になさって下さいね。

子どもを信じる自分を信じていますか？

「子どもの可能性は無限大。」

「子どもの可能性を信じて、どうか子どもの未来を見捨てないでください。」

言葉では「信じよう」と思っていても、どこかで信じられない自分がいる時。

それは、眼差しや、言葉、声のトーン、表情、しぐさなど、非言語からお子さんに伝わっている可能性があります。

なぜなら、脳のしくみからみると、人の脳は約8割、無意識が司っているからです。

無意識はコントロールしようと思っても、自分ではどうしようもできないところ。

意識をして言葉を変えてみても、心の奥底では思っていることが違っているときには、非言語のところ（無意識）に本音が出てしまうものです。

そして、お子さんはその無意識のほうを受け取ります。

子どもを信じると決めることも大切ですが、まずはお母さんが、子どもを信じる自分を信じているかどうかが大切なカギになっていきます。

もし信じられない時。それは、子どもを信じていないというよりも、自分自身を信じることが難しくなっているのかもしれません。

そのためにも、まずはお母さんご自身が、自分の人生を楽しく生きてみませんか？

これは「子どもが死にたい、消えたいと言っている状態でも、無理しても笑って、趣味をみつけて楽しんで」という意味ではありません。

お母さん自身が、自分の嫌いなところも、ダメだと思っている自分も認め、自分らしく幸せに生きることです。

今まで、たくさんがんばってきた自分を労い、お子さんと共に心の底からの笑顔で生きていく未来のために。

まずは、自分を信じることから始めてみませんか？

お子さんの不登校は、お母さんとお子さん、それぞれが自分の人生を再構築するきっかけなのかもしれません。