落ち込みながらも、子どもへの想いを大切にし続けているお母さん

不登校のお子さんとの関係性に悩むお母さん専門の心理セラピスト渡部幸美です。

母親は、ただただ子どもにしあわせになって欲しいんです。

卒業シーズンが近づいてきました。

子どもの進学先や将来どんな事をするのか、嫌でも考えてしまう時期かもしれません。

未来がイメージできないと、これからどうなるんだろうと不安になりませんか？

夜になると、もんもんと考えてしまって、気づいたら朝になっている・・・・なんて事も。

私は、自分が母親になって、初めて「親心」という想いが分かりました。

母親は、ただただ子どもにしあわせになって欲しいんです。

できれば、子どもを悲しいキモチにさせたくないし、辛い体験もさせたくない。

自分の人生を楽しんで、幸せに生きて欲しいと心の底から願い、その為ならどんなことだってします。

それでも、時には母と子ですれ違うこともあります。

「子どもの為だと思ったのに、やってしまった」という後悔や自責の念を抱えながらも、それでも、子どもへの想いは消えることはありません。

例えば、あるお母さんは、子どもの写真の裏に「心と身体が元気になりますように」という言葉を書いて、いつも持ち歩いていたそうです。

「何がいけなかったんだろう」と思うこともあったそうです。

そのお母さんは、子どもが早く元気になるように、できることは何だろうといつも考えていたと仰っていました。

落ち込みながらも、元気がなくなっても、子どもへの想いを大切にし続けているお母さんに、私が勇気をもらっています。