築50年以上の古家があります。

この土地は道路に面していないため、他人地を通じて敷地に出入りし、上下水道を引き込んでいる土地です。

さてこの敷地を有効利用しようとすると、今まで使ってきた他人地を接道敷地として利用しなくてはならず、なかなか分譲業者も手を出しにくい物件となっています。

接道部分は2m程で、解体するにも小さな重機しか搬入できません。解体ガラを搬出するのも大型車が入れないので、解体費用がかなり高くなります。

さて、この建物を解体できる条件を整えることができるのは当社になります。理由は、この土地の隣地を当社が所有しており、そこを敷地として一体化させればこの土地も十分に接道することができるのです。ちょうど、当社の敷地に建つ建物が老朽化し解体を検討しているので、この土地も購入して一体敷地にしようかと考えています。

世の中にはこれに似た解体したくてもできない土地はたくさんあります。解体はできるが相当費用が嵩張るケースも多いです。当社のような不動産会社なら、一帯開発して土地活用をと考えられますが、個人の住宅しか隣地にない場合は、ほぼこういう土地はどうしようもない土地になってしまいます。