開発計画地の道路に面した一部に昔で言う里道敷が残っており、

計画の支障になるため、払い下げを受けて敷地に取り込むことにしました。

普通里道敷は国から府県市町村に移譲され国の管理から離れているものがほとんどですが、今回の土地は狭小であることと使い道がなく、市も活用の将来性がないと言うことで国から移譲を受けなかったようです。こういう市が移譲を受けない土地と言うのは極たまに見かけます。

言い換えれば、使い道があるものしか受け取らないと言うことでもあります。

土地境界確定作業と明示作業に時間と費用が掛かりましたが、やっと契約書ができるところまで進展しました。

後は売買代金を支払い所有権移転するだけと思っていたところ、この土地は地番が付いていないので表題登記も必要とのことで、結局は測量や明示、登記費用が結構掛かりました。土地代金以上に掛かっています。

所有権保存登記ができたら、やっと一人前の土地として使えるので、この土地もやっと日の目を見る時が来たんだなと思う次第です。