日々のデスクワーク、運動不足で体が固まって、

少しでもほぐしておこうとストレッチをしてみたら・・・

自分の体が予想以上に硬くなっている現実に驚かされた叫び

なんて、経験が誰しもあるのではないでしょうか?

昔は座って前屈しても頭がぺたっとつくぐらい

体が柔らかかったはずなのに・・・

なぜ年をとると体は硬くなっていくのでしょうね?

それは、筋肉や腱、靭帯などの柔軟性には、コラーゲンや

エラスチンというタンパク質の働きが欠かせませんが、

これらが加齢とともに失われていくことで、筋肉そのものはもちろん、

筋肉同士をつなぐ結合組織が徐々に硬くなっていくからなのでした。

コラーゲンを含むサプリメントは多数存在しますが、

経口摂取によって柔軟性が回復することは、

残念ながらあまり期待できません。

やはり柔軟性を取り戻すためには、まめにストレッチするのが一番でしょう。

では、ストレッチを習慣化すれば、これほど錆びついた体でも、

たとえば「股割り」ができるようになることもあるのでは??

ですが、人の柔軟性は、小さい頃からの運動習慣や、

大人になってからの生活習慣などの影響(環境要因)、

さらにその人の生まれながらの体質(遺伝要因)が

複雑に絡み合って決まります。

ストレッチは間違いなく柔軟性を現状より向上させてくれるものの

誰もが必ず股割りができるほど柔らかくなるとはかぎりません。

うーん、残念。

それでも健康面を考えれば、柔軟性の向上に努める意義は大きいです。

運動する人なら、柔軟性を高めて各部位の可動域を広げておくことは、

それだけでケガの予防につながりますし、

また、近年では体の硬さは動脈の硬さに関係するという研究結果もあり、

動脈硬化の予防につながるともされているんです。

やはり、体は硬いより柔らかいに越したことはないですね。

お風呂あがりのストレッチを生活に取り入れてみたり、

整体で柔軟な筋肉を取り戻しておくことも大切なのではないでしょうか。




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