寒いとつい首をすくめて、背中も丸~く
猫背気味になってしまいますね。
猫背の人は僧帽筋が張った状態(緊張)になり
首や肩、肩甲骨周辺の血行が悪くなります。
これでは首や肩が凝って当たり前です。
が、それだけではないんです。
もう一つ体にとってまずいことがあるんです。
今日はそのことをお話しますね。
実は姿勢が前かがみになると内臓の働きにも
悪影響を及ぼすんです。
前かがみの姿勢というのは肺が縮こまった
状態なんですね。
つまり肺の容量が減るわけです。
容量が減れば当然呼吸の効率も悪くなります。
私達は普段無意識で呼吸をしていますが
肺のことなんか一々気にしてはしていませんよね。
姿勢が悪くても呼吸がしづらくなるなんて
ことはありませんからね。
だから盲点と言うか、
知らないうちに肺の機能を衰えさせている
ことになります。
空気中には酸素が約20%存在します。
それが効率よく使われればまだしも
肺の中の肺胞(酸素と炭酸ガスの交換場所)に
達するまでにはそのまた3分の1が失われます。
つまり一呼吸で得られる酸素の量なんて
たかが知れてるんです。
前かがみ(猫背)というのは
それでなくても効率の悪いものを更に効率悪く
しているということになります。
肺で取り込んだ酸素は動脈血によって
体中のそれぞれの組織に運ばれるわけですが
入り口(肺)での酸素の供給量が
もともと悪いんですから
内臓も含め体中のすべての器官は酸欠という
事態にもなりかねないということです。
これでは自ら内臓の働き悪くしているようなもの。
このように
前かがみ(猫背)の姿勢は普段の呼吸が浅くなり
気づかないうちに自分の体を衰えさせている
ということになるんですね。
姿勢を良くするということ、
特に背すじをしゃきっとした姿勢というのは
体中の細胞の活性につながるんだということ
を覚えておいて下さいね。
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