きっくり腰を防ぐ荷物の持ち方② | 秋田県角館町~整体バカ一代~

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昼は整体師、夜は武道家という二つの顔をもつ夫を支える妻のドタバタ日記
整体院での出来事や症例、日々思うことをつづっています。

腰が元気なうちはあまり感じないかも
しれませんが、慢性腰痛の方が特に重たいものを
持ち上げる時、下ろす時

膝を伸ばしたまま荷物を持ち上げ下げ
すると腰を痛める原因になりますよ。

ものを持ち上げる時の支点は腰です。

膝を伸ばしたまま荷物を持ち上げ下げすると
支点となる腰から荷物までの距離が長くなり
テコの原理により腰への負担は大きくなります。

荷物が重たいほど腰への負担度は当然増します。

腰が耐ええる最大筋肉に近づけば腰周囲の筋肉
や腱は、負担に耐え切れなくなって損傷され
ぎっくり腰になります。

膝を伸ばしたまま床にある荷物を持ち上げる時
背筋にかかる力は

なんと持ち上げようとしている荷物の
9倍もの力が腰におよぶそうです!!

だって、10キロのお米を膝を伸ばしたまま
持ち上げれば90キロの力が腰にかかる
計算になるのですから。

腰に負担のかからない持ち方、下ろし方は
先ずは膝を曲げて、脚力を使い持ち上げるように
すれば、腰の負担が少なくなり

腰痛やぎっくり腰を防ぐことができます。

後は、おへそと荷物がまっすぐになるように
持ったり、下ろしたりすることも大事です。

体は真っ直ぐに向いているのに、荷物のほうに
体を向けないで横からヒョっと持ち上げる
なんて、一番危険です。

腰は横の動きやひねりのある動作に弱いので
慢性腰痛の方は特に気をつけてくださいね。

今日から早速試してみてください。
腰への負担がかなり少なくなりますよ。


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