キューズモールでお話ししまぁす
ふつうの言葉が、いちばん力になる。
──「乳がんになったあいさんのホンネって?」
日時◆2025年5月22日
10:30~12:00 (参加費無料・予約制)
場所◆あまがさきキューズモール・レンガの広場
「大切な人が病気になったとき、あなたは何て声をかけますか?」
優しさが伝わった言葉もあれば、逆にちょっと傷ついた言葉もありました。
当事者の立場から見えた”ホンネ”をお話しします。









親しい友達や大好きな人が、病気や他人から見て困難な状況に急に陥ってしまったとき
元気を出して欲しいから…
気持ちで負けないで欲しいから…
そんな優しい思いで、大切な人に何か言葉をかけてあげたくなるのは自然なことだと思うんです。
私も周りの人の優しさにたくさん支えられてきました

嬉しかった言葉は、7年経った今でも覚えています。
今になってわかるのは、
言葉は伝えるツールであって、そこに乗る気持ちや考え方が
悲しみにくれていた私を軽くしてくれたんだということ



また逆もあって、
当事者になったからこそわかる
(そんな言い方嫌だな…)
(そんな例え話は聞きたくないな…)
っていうのも味わうことになった

でもこのおかげで、良かれと思っていらんことを言ってたり余計に傷つけてしまう場合があることに気付かせてもらえた。
「んじゃ、どーしたらいいのよ
私はR子ちゃん(仮)に何て言ってあげたらいいの⁉️」
ってなると思う。
いやぁ〜 何も励まさなくていいと私は思う…
R子ちゃんの好きなところと、どれだけ大切な存在かを彼女に伝えられたら、病気の話して励ますより ブワァって体温があがる⤴️
これから長い治療の旅に出るR子ちゃんは、
「また一緒にランチできるの楽しみにしてるよ」
って普通に言われるのが嬉しいと思う

そんな話を入り口に、
私がリボンアールでやってることや、今後やりたい事もお話しできるように準備しています

例えば子育て真っ最中のママに「乳がん」は そんなに身近ではないだろうけど、子育てしながら自分のできる何かをやりたいと思ってる人はたくさんいると思う。
やろうと思うことをできる形にしていく応援が、いつか私にもできるようになれたらいいなと思って、今いろんな事やってるよー!ってお話。
がんにならない予防策も専門家じゃないから話せないし、
検診いった方がいいには決まってるけど それを勧める立場でもないし、
私はただ乳がんを経験しただけの人で「私みたいな思いをしてほしくない」なんて上から言うつもりもないーーー
自分が経験したことしか話せないんよね。
いろんな考えがあると思うけど、
乳がんを理由に悲劇のヒロインになる必要もないと思う。
逆に「乳がんになった私でも輝ける✨キラキラ」的なのも気持ち悪りぃー

誰かから「乳がんなのにえらいね」って言われたら
(はぁ⁈)って思ってなんて返したらいいかわからない。笑
乳がんは、私の人生の一部であって全てではない。
嬉しいことも悲しいことも、結婚も出産も育児も病気も別離も 女の人生のどこかで味わうかもしれないし無いかもしれないから、
私は「乳がんになってもお先真っ暗ではないよ」って表現をよく使うけど、自分の人生全てが 乳がんに支配されてるわけではないってことを言いたいんよね

乳がんに罹患したことをきっかけにリボンアールを立ち上げて、それまでの人生では知りもしなかった場所や人に、たっくさん出会えた

これはすごいと思う!
けどやっぱりまだ、乳がんになって良かったです
とかキャンサーギフトですとは言えない。
健康な方がいいよ、まだまだ悟り開けてません

* * *
この企画は「キューズママスマイル」という子育て中のママさん向けにアナウンスされているけど、ママでなくてもどなたでも参加OKです

ぜひお申込みください(^^)
『レンガの広場』っていうオープンな場所なので、お買い物ついでの方やすぐそこのベンチに座ってらっしゃるみなさんにも聞こえる環境なので、もしよかったらお話聴きに来てくださいーーー❤️