バタバタと毎日が過ぎて行き
なかなか更新ができなかったです〜
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私の実家は本屋さんなのですが
祖父母が創めた商売を 両親が継いで、72年。
そのお店を5月末で閉店しました。
尼崎の立花商店街を抜けたところにある「小林書店」
地域の皆さんのおかげで、72年も続けることができました。
本当にありがとうございました
5年前に父が脳梗塞で倒れたとき(2019年)、
もう店を続けるのは無理だと母が言ったけど
「店がなかったらお父さんがリハビリする希望をなくしてしまうよ」と励まして
母と私、会社勤めの弟も休みの合間を縫って手伝い
父が戻ってくるまで4ヶ月間なんとか店を守りました。
そのあと2020年12月には、
ドキュメンタリー映画の完成と
川上徹也先生が書いてくださった小説が発売され
そこから今に至るまでは、
小林書店のボーナスステージでした
祖父母、両親が長年やってきたことを
こんな形で評価していただけたことに
驚きと大きな感謝です
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最終日、
以前から「貼り紙一枚で、ひっそり辞めるのはイヤ。紅白の幕をかけて、郷里のお酒を振舞いながら、地域の皆さんにお礼を伝えて閉めたい」
と話していた両親の願い通り香住鶴の樽酒を準備して、
皆さまと小林書店の最後を見送りました。
樽酒はグローブ工房の社長さまと、リボンアールから❤️
2024年5月末での閉店を決心し
皆さんに公表した4月2日から、のべ300人以上の方が
全国からご来店下さったのは嬉しい驚きで、
精一杯対応させていただいた両親は
予想以上に疲れてしまい(ここでも加齢を実感)
最後の1週間、なかなか皆さまに顔をお見せすることが
難しかったのですが 何とかギリギリ最後の日まで
倒れることなく最終日を迎えることができました。
最後の2日間は、1日の来店が100人を超えて
本当にたくさんの方に見送っていただきました。
ありがとうございました
新聞にも取り上げていただきました
6月からは病院にも通いながらゆっくりと充電してもらい
また次のことを 考えていこうと思います
父と弟と
最終日の様子を「ニュースおかえり」で特集してくれるそうです。放送日は6月6日16時から17時の間のどこかで。