自分が乳がんであることを 言いふらす必要はないけど
周りの人も 乳がんのことを 知る機会が増えたら
変な同情や、聞きたくない言葉に出会うことも減る?
楽しみながらできるコトを思いついた2019年のこと
秘密の扉?の向こう側
乳がんって診断されると、
お医者さまから説明を受けるときに 小さな冊子を渡されました。
※罹患時期や、病院によっていろいろだと思います
(写真貼ろうと探したけど、もうこの冊子どっか行っちゃった💦)
これって、乳がんにならないと貰えないものだな~
普通に生きてたら知るわけもないことが 書いてあるんだなぁ。。。
そーだ!これをみんなで読むのって、どうかな
(このとき思った みんなっていうのは友達の友達くらいまで)
医学的なことは、私の主観で話すよりガイドブックのほうが正しいし
「ねーねー、
乳がんにならないと貰えないテキストがあるんだけど それを一緒に見ながら、実際に乳がんになった人(私だけど)の経験談とかって…興味ある?」
と、友達をランチに誘うと
その友達が「私も聞きたい」っていう人を連れてきたり
人が増えたり 入れ替わったりして、複数人のランチ会を
何度か開催することに なっていきました
せっかくだから、
普段よりちょっといいランチビュッフェで
個室にしたから 女子トークもお好きに
私からは、
乳がんになったことは 嬉しいことではないけど
それ自体に気を取られないように 日常を過ごしたいこと。
人から言われる言葉でいちばん 内心、堪えるのは
「あなたは がんなのに元気にしていて偉いね」という言葉。
なんて答えていいのか、どんな表情していいのかもわからない
それならかわりに、こんな風に
「あなたと一緒にいる時間が楽しい。体の調子が良いときに また会えたら嬉しいな」
って言ってもらえたら、
気持ちが パァっと明るく暖かくなるー
そんな、自分の正直な気持ちも話しました。
参加してくれた人たちは
「自分から乳がんってどんな感じ?は聞きづらいけど、話するからおいで〜って言ってくれてよかった」
「検診に行って怖いものが見つかったら嫌だなって思ってたけど、それならそれでいろんな治療があるんだね」
「乳がんになった友達に どんな声かけしたらいいか…って思ってたけど、根っこはシンプルだよね」
って いいな、嬉しいな
女性として生きる中で、いつかどこかで
出逢うかもしれない「乳がん」を 少しでも知ってもらって
へんな同情より、変わらない関係性がいちばん嬉しいってことを伝えたかった
このランチ会、とーーーーーーっても楽しかったけど
2020年に入ると コロナ禍に突入
ランチ会なんて できなくなってしまいました。。。
つづく。。。