時として 「変態ギターリスト」 と言われる 「フランク・ザッパ」
ファンには 「神」 と讃えられ、アンチファンには 「変人」と罵られる
日本では名曲「SMOKE ON THE WATER」の歌詞に出てて来ることで有名だが、実際に曲を聴いた人は残念ながら少ない
過激な発言や行動も多かったので 「変人」イメージがついてしまったと思いますが、実際は音楽に対して真面目で厳しい人だったようです。
彼の作り出す音楽はジャンルを超えています
ロックしか聴いていない人には理解できないでしょう。
(かく言う私も長年理解できなかった一人です )
私は兄の影響で 「フランク・ザッパ」 を知りました。
第一印象は
「訳が分からん・・・・・・ 」
中学生だった私には拍がとれず、聴いていて心地よいものではありませんでした。
しかし、彼の功績は偉大です。
後に音楽業界に多大な影響を与えるミュージシャンを多数輩出しています。
彼らは 「フランク・ザッパ」門下生 と言われ、それを光栄に思っているのです。
なぜなら 「フランク・ザッパ」自身が
「自分だったら絶対に合格しない 」
と言い切っている厳しい試験をくぐりぬけ、純粋なミュージシャンとしての時間を過ごしたから
彼の作り出す曲はインプロヴィゼーション(即興音楽)を磨き上げていくものなので、必死にやらないと一流ミュージシャンでもついていけないのです
その門下生の一人に テリー・ボジオ というドラマーがいます。
(彼は後にミッシング・パーソンズというポップスバンドを組み、ガッカリしました )
この天才ドラマー、試験で
「7分の4拍子を叩け」
と言われたそうです。
彼は苦もなく叩いて合格したそうですが、私には7拍子の想像がつきません
「フランク・ザッパ」門下生で一番有名なのは、やはり 「スティーヴ・ヴァイ」 でしょうか
「スティーヴ・ヴァイ」 については別の機会に書きたいと思います。
最後に 「スティーヴ・ヴァイ」 とは切っても切れない因縁の男、伯爵「イングヴェイ・マルムスティーン」の言葉。
「フランク・ザッパの音楽は不協和音だ!」
う~ん、まさに暴言王
きっと私同様、拍子が取れなかったのでしょう
この暴言王 「イングヴェイ・マルムスティーン」 も機会があったら書きます