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日曜日から

日本に一時帰国していて

 

 

昨日は即位の礼を

TVで拝見していました。

 

 

 

両陛下の装束の

和の色彩の色合いが美しくて

 

日本の良さや、素晴らしさを

心の底から感じています。

 

 

 

 

 

ところで

日本に帰る前の日は

 

 

子供達の学校の

インターナショナルディでした。

 

 

 

昨年は役員だったので

ピカチューの衣装を着ましたが(笑)今年は、浴衣で♡

息子にとっては、最後のインターナショナルディでした。

 

 

 

50カ国以上の

子供達が集まる学校に

 

16年間、5カ国で

ボランティアの活動をしてきて

 

 

 

どこの学校に通っても

日本人グループの結束って

 

本当に素晴らしいものだと

つくづく感じています。

 

 

 

日本人は

 

他者に寄り添うことや

友好や、平和を大切にして

 

 

一人一人が、全体に対し

自分の役割を果たすべく努力する

 

 

 

そんな気質を持った

民族なのだということを

 


感じさせられています。



 

 

 


それには

 

オーストリアの

外国人の方が神主になられて

 

神道について語られていた

 

 

私たちに

「八百万の神々」の精神が

 

 

根底にあるからではないかと

ふっと、思い出したのです。

 

 

 



そもそも、日本に
「宗教」という概念はなく


入り口にある鳥居は、
門のように閉めることができませんから



誰であっても

たとえ違う宗教の人でも
受け入れるのです。




religionという考えからすれば

受け入れて

全て仏教にしてしまうか
 

一切、受け入れないかしかないのです。


「神仏混合」というのは
他の国ではあり得ない話です。






現代社会において日本人は、


その受け入れる力を

もっと発揮して
いただきたいと思っています。




残念ながら、
今は受け入れることを

「合わせる」というふうに

悪く解釈しがちです。





仏教を受け入れた時も、

決して全て仏教に
合わせたわけではありません。


アレンジして
日本に合うようにしたわけです。


受け入れて、アレンジする


新しいものを受け入れ、

少しでも良いものを
作っていこうとしている。





世界中を
全部同じ色に染めたり、


全部同じ考え方でやっていく

「国際化」というのは
不可能だと私は思います。




やはりこれからは、

相手のことを
「認める」ということが

大切だと思います。





それは、

相手の物差しに
合わせるのではなく、



「なるほど、
そういう考え方もありますね」

と、心に留める。




それだけでいいのです。

否定する必要も
コピーする必要もありません。






八百万(やおよろず)の神々が
いるのですから、


簡単な正解
不正解は無くなってしまう。


正解がいっぱいあるのです。
 


 

外国人神主 ウィルチコ・フローリアン

nippon.com より


 


 

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ちょうど、月曜日は東京で
ファミリーコンスタレーションという



家族や人間関係の問題を紐解く


家族療法の体感ワークを

生徒さんたちに行っていました。




家族や仕事などで起きる

 

多くの人間関係の問題も

このフローリアンさんが言うように

 

 

 

 

世の中には

いろんな正解があると言うことを

 

認められなくなったり

相手に合わせ過ぎてしまうことから

 

 

始まっていることも

多いのだと気がつかされます。


 

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Photo by Kanako Nakamura

 

 

 

私たち、一人一人は

誰にも大切なものがある

 

 

人によって

大切なものも、正解も違う

 

 

たとえ、それが

愛する家族であったとしても。

 

 

 

 

 

日本には、外国にはない

いろんな色が、織り混ざった

 

 

繊細で、柔らかな

和色という、伝統の美しい色がある

 

 

 

 

 

私たちも

その美しい色合いのように

 

他者と共に生きる世界を

 

 

 

自分を失くして

相手に染まるものでもなく

 

 

相手を自分色に

染めようとするものでもない

 

 

 

 

日本ならではの美しさ

 

「和」を持って

尊しとする色のように

 

 

 

どちらの色も認め合い

お互いが、寄り添いあって

 

 

どちらでもない

 

新しく、優しい色を

共に手を取り、作り上げていく

 

 

 

 

 

水瓶座の時代を迎え

 

 

そんな時代へと

もう、シフトしていくのだと

 

しなければいけないと

言うことに気づかされる。

 

 

 

 

 

この先の未来に

さらに広がるであろう

 

国際化社会の生き方は

 

 

自分と違う

価値観や考え方を持つ

 

 

家族を受け入れあい

育みあう中から始まるのだと

 

海外に暮らして

なおさら今、心からそう思う。

 

 

 

 

 

そして

 

日本が、これから

世界の雛形になると言われるのは

 

 

私たちにしっかりと根付いている

 

他者を受け入れあう

そんな性質があるからだと思う。

 

 

 

 

 

本格的に始まった

令和の時代を象徴するがごとく

 

 

各国の要人が集った皇居の上に

 

雨上がりの空にかかった

美しい色とりどりの、あの虹のように

 

 

自分とは違う

文化や慣習、考え方を持つ

 

他者とも心の架け橋を

かけることができますように。