新年のご挨拶 | 東北を緩やかに長期的に応援する会
新年明けましておめでとうございます。

地震から早9ヶ月が経とうとしています。「もう9ヶ月」であり、
「まだ9カ月」でもあります。

一般の状況を鑑みると、もうすでに過去の事として扱われつつ
ありますが、まだまだ厳しい現状は続いており、震災当初と違い
多角的かつ重層的な支援が必要になりつつあるのが現状です。

震災当時の「にぎやかなお祭りのような時期」を越え、
今後淡々と歩んでいかなければならない「凪」の時期に入っています。

この時期こそ、さまざまな活動の真価が問われます。

去年の3月から書いておりますが、「支援者のプロ化」が進み、
興味がない人と「プロ」の間に大きな溝が出来つつあります。

プロ化する事は非常に素晴らしい事ですが、全体的に支援のハードルが
上がりつつあるように感じます。

「プロ」だけでどうにかするのではなく、国民全体が考えて行かなければ
いけない事が今回の震災です。

それを考えますと「東長援会」の「他県の方に現状を先ず知って頂く」
「コミュニュケーションエンジンとして被災地と首都圏を結ぶ」活動を
どう継続させて行くか・・・・

当会にとっても、正念場の年になりそうです。
焦らず撓まず。一歩一歩歩んで行けたらと思います。

今年も何卒よろしくお願いいたします。


東北を緩やかに長期的に応援する会
事務局