ゴーヤー(苦瓜)
ウリ科ツルレイシ属
ツルレイシ、カッタイカズラ、キンレイシ、にがごいなどの別名がある。
夏が旬。
沖縄の郷土料理に欠かせないゴーヤーだが、産地も沖縄、鹿児島、宮崎などに多い。
ゴーヤーは沖縄の呼び方で、九州ではレイシーというのが一般的らしい。
17世紀頃中国から観賞用として伝えられ、南九州や沖縄で栽培される。1992年にゴーヤーの大敵であるウリミバエが根絶されるまで本土への持ち込みが禁止されていたらしい。
中国語でも「苦瓜」というが「涼瓜」という別名もあるらしく、身体の熱を取ってくれるので暑い夏にお勧めの食材の一つ。
ビタミンC豊富で風邪の予防にも良いが、広州地方では、細かく切って乾燥させた苦瓜を夏風邪の薬として用いられているとか。
(栄養)
ビタミンC 100g中76㎎
胡瓜が14mg、トマトが15mgなのでその五倍以上。キウイでも69mg。
ビタミンCは加熱などで壊れやすいけどゴーヤーのビタミンCは炒めても壊れにくい。
カリウムも100g中260㎎と豊富。
水溶性の食物繊維も豊富。
モモルデシン(果皮に含まれる)
ゴーヤーのあの苦味は、モモルデシンという成分で、胃腸の粘膜を保護したり食欲を増進する効果があるらしい。神経に働きかけて、気持ちをシャキッとさせる効果もあると言われているので、疲労回復に良いビタミンB1豊富に含む豚肉を使ったゴーヤーチャンプルなんかは夏バテ予防に良いですね。
血糖値を下げたり、コレステロールを低下させたりする効果がある。
ククルビタシン
ゴーヤーにはククルビタシンというフラボノイド類が含まれており、これも苦味成分であるが、免疫力を強化し、糖尿病予防効果やガン予防効果がある。
モモルデシン
これも果皮に含まれる成分で血糖値を下げたり、コレステロールを低下させたりする効果がある。
また、新鮮な苦瓜の絞り汁にはインシュリンに似たような物質が含まれているので、血糖値を下げる(安定させる)効果も期待出来るのでは??
ゴーヤーには植物インスリン(P-insulin)が豊富に含まれている。薬のインスリンは低血糖などの危険を伴うこともあるが、この植物インスリンは、血糖値を安定させる効果があり、これらについて海外で臨床試験も行なわれ、ゴーヤーが糖尿病に有効であるという報告もあるようだ。
視力回復効果も期待されてる。
ゴーヤーの実や種に含まれている「蛋白MAP30」は、ガン細胞を攻撃してくれるナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化させるため、ガン細胞の増殖を抑えるといわれている。
注意!苦瓜に含まれるキニーネという成分は、子宮を収縮させ、流産を引き起こす可能性もあるので、妊婦さんは食べない方が良いかも。