愛する人を失うことへの不安と切なさ─インディア・マルティネスが歌う『Si Tu No Estás |  今日の1曲

 今日の1曲

 スペインのアーティストが歌う曲を紹介していきます。
フラメンコを中心軸とし、多少かする程度、すれ違う程度の曲まで紹介いたします!
 お好みのものをチョイスして聴いてくださいね!

おはようございます。

 

今日はIndia Martinez(インディア・マルティネス)の2012年リリースの『Otras Verdad』より1曲ご紹介します。

 

インディア・マルティネスの曲はこれまでにも何度か紹介していますが、コルドバ出身のシンガー。華奢で可憐なイメージとは裏腹に、芯の強さと情熱を秘めた歌声、そして涙を語るような繊細な表現力が魅力のフラメンコ・フュージョンの歌手です。

 

では、今日の1曲はこちらです。

 

Si Tu No Estás(あなたがいないのなら)

 

美しいピアノ伴奏に乗せて歌われるバラード。インディアの繊細な歌声が際立ち、とても素敵な1曲です。

 

 

アルバムバージョンもピアノを中心としたアレンジですが、こちらはバイオリンが加わり、まるでせつない心情を静かに語りかけるような雰囲気です。

 

こちらの6曲目です。

 

 

こちら意訳です👇

 

 

「あなたがいないのなら」

 

あなたがここにいないなら
息をしていても虚しいだけ
こんなふうにはなりたくない

あなたがいないと
人のぬくもりさえ意味を失う
あなたがここにいないなら
どうして僕はまだあなたを愛しているんだろう

あなたがここを去ってしまったら
神様にだってわからないはず
なぜあなたが行ってしまうのか

あなたなしではいられない
あなたがいないと眠りさえ遠ざかる
こんなふうに生きたくない
行き場のない愛を抱えた心を震わせながら

あなたがここにいないなら
どうして僕はまだあなたを愛しているんだろう
あなたがここを去ってしまったら
神様にだってわからないはず
なぜあなたが行ってしまうのか

もしもいつかあなたを失ったなら
夢さえ涙とともに流れてしまうだろう
どんなに大きなものも
ちっぽけなものになってしまう

星ひとつない空の下を
ひとり歩くことになるだろう
誰が楽園を地獄に変えてしまったのか
その答えを探しながら

だから、どうか行かないで
あなたなしでは生きていけないから

あなたがここにいないと
空気さえ胸を焼きつける
あなたがここにいないなら
どうして僕はまだあなたを愛しているんだろう

あなたがここを去ってしまったら
神様にだってわからないはず
なぜあなたが行ってしまうのか

あなたがここにいないなら
どうして僕はまだあなたを愛しているんだろう
あなたがここを去ってしまったら
神様にだってわからないはず
なぜあなたが行ってしまうのか

実はこの曲は、カナリア諸島出身でスペインを代表するシンガーソングライター、Rosana(ロサナ)が1996年に発表したバラードのカヴァーなんですね。これまでにも多くのアーティストによってカヴァーされ、長く愛され続けています。

 

こちらがロサナのオリジナルバージョン。情感たっぷりの歌声が胸に響きますね。

 

 

愛する人を失うことへの不安と切なさ。同じ曲でも、歌い手が変わるとまた違った表情を見せてくれるものですね。

 

 

では、今日も素敵な一日を🤚