おはようございます。
今日はEl Barrio(エル・バリオ)の1998年リリースの"Mi Secreto"より1曲紹介します。ギター、パルマ、カホンに加えてピアノが入ったBuleria(ブレリア)です。
エル・バリオの曲はすでにこのブログでは何度も紹介していますが、カディス出身のシンガーソングライターです。
フラメンコにロックやポップの要素を融合させたサウンドと、詩的で心情的な歌詞で若者に人気のアーティストです。アンダルシアの都市的な感性と伝統をつなぐ存在でもあり、社会へのまなざしや恋愛、孤独、夢などを描いたその世界観から、現代の吟遊詩人とも称されています。
Mi Forma De Flamenquito(私なりのフラメンコスタイル)
Senador Musicさんが公開しているYoutubeですが、このカセットテープって若者はご存知でしょうか?はっきりと記憶にないですが、この頃ちょうどデジタル化への切り替えの頃だったのかもしれませんね。
こちらの8曲目です。
後半でカマロンの"Como el agua"のメロディを歌っているの気づきました?
意訳です。
「私なりのフラメンコスタイル」
とても落ち込んでて
四角い石に腰をおろしてた
影になってくれてたのはオリーブの木
話し相手は孤独だけ。
君の黒い髪を探してるんだ、いとしの人よ
でもどうしても見つからない、見つからないんだ。
月が俺に黒いアルパカの服を仕立ててくれた、
それを見てみろよ、ほら、
それを見ながら歩いてるんだ、歩いてるんだ。
誰かが言ってた、恋は必要だって、
野原の真ん中に咲いたバラみたいに、
誰かを愛して、たくさん、たくさん、
たくさん与えることだって、
ひとりになったとき、
見捨てられたように感じるんだって。
誰かが言ってた、恋は必要だって。
お前の母さんは心がない
俺のことをすごく悪く言ってる、
歌で全部うまくいくって思ってるみたいだけど、
歌がなかったら俺、生きていけないよ。
お前の母さんをどうするか考えないとな、
だって俺はお前が好きだし、
この歌も好きなんだ。
子どものころから持ってるこの気持ちは
俺から消すことなんてできやしない。
お前の母さんに言ってやれ、
俺のフラメンコのスタイルを。
俺が好きなのは、
髪をきゅっとまとめた姿、
珊瑚のイヤリング、
ジプシーらしい顔立ちに、水玉模様のスカーフ。
今朝、俺の鍛冶場で
いとしの人よ、歌声が聞こえたんだ。
マリア・ラ・レポンパ、
フェルナンド・テレモト
マリア・ソレアの。
ああ、二人で向き合って歌いながら
熱く競い合っても、敬意を忘れず
その時代いちばんの男に道をゆずった
その人が歌ったんだ——
"Como el agua, Como el agua, Como el agua"
澄んだ泉から落ちてくる冷たい水のように
ホセ、
誰があんたの歌詞を歌わなかっただろう?
酒の席、騒ぎの夜、
玄関先、フラメンコ愛好家の集まりで、
誰もがあんたの歌詞を歌ってたんだよ。
このホセというのはおそらくカマロンの本名のJosé Monje Cruzでしょう。後半はカマロン へのオマージュだったんですね。
では、今日も素敵な1日を✋