世界中で歌われている名曲「Adoro(アドロ)」 |  今日の1曲

 今日の1曲

 スペインのアーティストが歌う曲を紹介していきます。
フラメンコを中心軸とし、多少かする程度、すれ違う程度の曲まで紹介いたします!
 お好みのものをチョイスして聴いてくださいね!

おはようございます。

 

今日は世界的な名曲を1曲。

 

Adoro(アドロ)

 

まずは有名なフラメンコ歌手、Diego el Cigala(ディエゴ・エル・シガーラ)のバージョンです。

 

ディエゴ・エル・シガーラの曲については、フラメンコカヴァーではなく多国籍音楽で、歌だけはどうしてもフラメンコテイストが漂ってしまっている‥という感じに思えます。

 

 

昨年リリースのアルバムですが、前作に引き続きこちらはメキシコバージョンです。

 

アルゼンチン、キューバ、メキシコとシガーラの音楽は旅に出ているようですが、フラメンコにはいつ戻ってきてくれるんでしょうね。

 

こちらの3曲目です。

 

 

「アドロ」

 

君と出会った街が好きだ
出会ったあの夜が好きだ
君が言ってくれる言葉が好きだ
幸せな時間が好きだ
愛してる、僕の命よ

君が微笑む仕草が好きだ
時折叱られるその仕草が好きだ
君の手の絹のような柔らかさが好きだ
君と交わすキスが好きだ
愛してる、僕の命よ

君をそばに感じたくて
もっと近くに感じたくて
君から離れたくない
君は僕の存在、僕の感情
君は僕の月、僕の太陽
僕の愛の夜なんだ

君の瞳の輝きが好きだ
君の赤い唇の甘さが好きだ
君がため息をつく仕草が好きだ
そして、君が歩く姿さえも
僕は君を愛してる、命よ

君をそばに感じたくて
もっと近くに感じたくて
君から離れたくない
君は僕の存在、僕の感情
君は僕の月、僕の太陽
僕の夜、愛の夜なんだ

君の瞳の輝きが好きだ
君の赤い唇の甘さが好きだ
君がため息をつく仕草が好きだ
そして、君が歩く姿さえも
僕は君を愛してる、命よ

僕は君を愛してる、命よ
君を愛してるんだ
僕の命よ

 

(翻訳:ChatGPT)

「アドロ」って、人の名前かと思っていましたが「愛おしく思う」などの意味なんですね。

 

フラメンコでは、Bambino(バンビーノ)がルンバで歌われています。

そういえば、フラメンコの打楽器はもカホンが入る前はボンゴだったのですよね。

この動画のパーカッショニストは両方叩いています。

 


 

日本で有名になったのは、グラシェラ・スサーナのバージョンです。‥と言い切りたいところですが、さすがにこの辺はリアルタイムでは認識がなく、後付けで誰かが歌っているのを聴いて知ったと思います。

 

歌詞は原曲の詩が元になっていると思われますが、日本オリジナルの歌詞だったのですね。

 

 

そのほかにも世界中でいろいろなアーティストがカヴァーされています。

 

作曲はメキシコのシンガーソングライター、Armando Manzanero(アルマンド・マンサネーロ)。動画はかなり若い頃ですね。リリースは1967年、YouTubeの解説欄には作曲自体は1958年であったと書かれています。


晩年まで年輪を重ねた渋い高音で歌い続け、2020年にコロナの合併症で亡くなられたようです。

 

 

名曲をありがとうございます。

 

 

次はどなたが歌われるのでしょうか。

 

 

では、今日も素敵な1日を✋