ライ麦畑でつかまえて THE CATCHER IN THE RYE | ロックんとの日々

ロックんとの日々

ロックんとは愛用のギター・アンプ Hughes & Kettner Grand Meister 36のこと

善悪の彼岸からの視点で思ったことを書きます

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テレビで「ライ麦畑でつかまえて」の特集をやっていた

 

今では世界で最も広く読まれているのに

 

一時期禁止されていたというのに興味を持った

 

村上春樹が訳しているくらいだから

 

きっと面白いだろうと思い


私立図書館で検索して借りたら

 

それはなんと英語版だった

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これは読むのに時間がかかると思ったら

 

2週間の貸出期間内に読み終えた

 

 

スラングが多く

 

何度も調べたが

 

文自体は非常に平易なもので

 

ほとんど話し言葉だった

 

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音読して気づいたのは

 

文章にリズムがあって読みやすい

 

それが広く読まれる理由の一つだろう

 

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とにかく学校では習わない汚い言葉が

 

異様に多い

 

それとこの10代の主人公のすることが酷い

 

酒、タバコはもちろん

 

嘘は平気でつく

 

喧嘩っ早いくせに意気地なしで

 

寂しがりや

 

それがどこかで変わるのかと思いきや

 

そのまま・・・

 

 

とはいえ発禁にするほどの内容はなく

 

むしろ

 

ティーンエイジャーの心情をそのまま表現していて

 

若者が共感できる

 

 

いや、

 

この本は

 

大人の方が共感できるかもしれない

 

 

 

無職でどんな求人に応募しても落ちてしまう

 

私のような人間は

 

主人公の気持ちがよくわかる

 

 

これまで読んだ本の中でも特別なものになる

 

 

これから二種類の日本語版を読み比べようと思う