詩No.113「存立論」

存立論

我々は有限な希望と限り無い絶望が混在するという現世の矛盾を止揚しながら存立しているのである。

この世には絶望に敗北し、破滅していく人間と
希望に愛撫される者がいる。
私はどちらだろう？
ただ一つ言えるのは、
「絶望者こそが正義だ‼︎」と叫びたくなるほど
絶望に怯えるときがあるということだ。