長らくブログの更新が滞り、申し訳ありませんでした。
昨年4月以降は現場業務や課題解決、
仕込みを優先的に進めていました。
昨年4月、Twitter API有償化(月5万ドル=700万円)に伴い、
足元の利益ベースであった
フィンテック事業のサブスクが大半解約。
またフィンテック事業立ち上げまで、
キャッシュカウの位置づけとしていた
デジマ事業の不調も重なり、
リアル超え(過去最高利益更新)が絶望的となりました。
今だから言えますが、
その際の私の衝撃は相当なもので、
取締役陣、また幹部陣に支えらた時でした。
その後も決算直前にデジマ事業におけるPPA減損、
更に、年末にはGC注記と、
立て続けに課題の対応に追われ続けました。
そのような中でも選択と集中の中、
しぶとく、実現し続けたことは、
流通総額の連続成長に他なりません。
昨年のサブスクの大半解約がありながらも
今期1Q(10-12月)決算においては、
流通総額の伸びによる手数料利益で賄い、
全社黒字転換を実現しました。
上場スタートアップとして歩みを初め丸4年が経ち、
これまでにも幾度か四半期での黒字はありました。
しかしそのほとんどは、キャッシュカウ事業の恩恵が大きく、
今回の流通総額の伸びによって生まれた利益ベースは
大きな転換の時となったことを示します。
私たちは銀行に近しい事業を展開していることから、
一度発生した流通総額は、なかなか解約が起こり辛く、
ストック収益と言えることも強みのひとつです。
今後も引き続き、
流通総額最大化、1000億円を目指し、
資金・人材、全ての経営リソースを投入しています。
なお、流通総額拡大期においては、
最終の落としどころは変わりませんが、
流通総額に対する粗利率を
一時的に落としてでも絶対額の成長を優先しています。
絶対額とトランザクション拡大によって
原価を大幅に削減することが可能となり、
流通総額が大きければ大きい程、
その果実、恩恵は大きくなります。
一方、流通総額拡大のためには、
交換先の仕入れ等に伴い、
並行して資金ニーズが高まります。
立ち上げ時には、全社赤字であると
資金調達の選択肢が限られ、二重苦となります。
その中で、年末にはGC注記も発生し、
大きな転換を前に、最後の対応に追われていました。
ただこれらのことは、私は誤差としか見ていません。
現フェーズにおいては、何があろうと流通総額拡大。
デジタルプラスの未来に向けて勝負を仕掛けています。
本日よりしばらく、今後の動きについて
改めてブログにて解説、また考えをアップさせて頂きます。