2014年を振り返ると正直、上場前の記憶は薄い。
8月15日の上場承認に行き付くまでは、
非常に神経質な日々が続き、正直余裕などなかった。
また上場承認が降りてからの約1ヵ月は、
非常に濃密で考えさせられることが多い日々だった。
しかし私の中では、9月18日上場以降はそれらを更に超えていた。
但し決して変わらないことは、
上場に漕ぎ着けるまで、社員一人一人の格闘・努力によってここに到達し、
戦い抜いてくれたこと、また長くお待ち頂き支えて頂いた株主、
ご支援頂いた利用者・取引先に、深く感謝しています。
2014年9月18日上場セレモニーでは、2005年独立以降、
否、2001年上京以降のことを思い起こし、非常に感慨深く、
感動に包まれ、込み上げる思いを抑えるのに精一杯だった。
しかしそんな感動は一瞬だった。
ここ数年ではない高評価となる公募株価で上場させていただき
初値は約1.8倍となりましたが、
当日朝の状況をみるともう少々あとに付くと見ていました。
しかし、セレモニー中に初値が付き、突然株価が下げ始めた。
そしてそこから地獄のような10営業日連続の下げ。
REALBIBLEには「市場の魔術にかかるな」という言葉があるのですが、
この言葉は上場前に自分に言い聞かすためにも付け加えたものでもある。
REALBIBLE WEB版
http://realworld.co.jp/mind/index.php
※赤の「3/4」
また多くの先輩方より
「株価を気にするな」「株価を見て経営をするな」「株価より実態成長を」
とご教授頂き、重々理解はしていたものの、正直、衝撃を隠せなかった。
なぜこのようになったのか要因分析を行い一定の要因は突き止め、
同時に今となっては上場後、調子に乗ることなく、
実態を持って返していこうと考える自分の状態を築けたことは、
中長期的にみると大きいと捉えています。
そんな中、10月の社員総会でグループ会社社員とそのご家族、
またご支援頂いた方々をお招きして開催した社員総会で、
直接、上場に漕ぎ着けるまでのお礼をお伝えできたことは本当に良かった。
そして11月の2014年度決算説明会。2014年の決算と2015年度の業績予測発表。
様々な憶測や根拠のない風評も漂う中、この発表は気が晴れるものであり、
この時、実体成長、結果を出し続ければ、必ず市場は評価してくれることを強く感じた。
12月の経営合宿は、実は大きな意味があり、このタイミングで不可欠な時間だった。
経営幹部チームの在り方が組織の在り方を決める。
戦略論を語ることも大切だが、その前提を如何に堅固にできるか、
恐らく企業がどのフェーズになろうともこのインフラ整備は常に重要なのだろう。
同時にここで書くことではないかもしれないが、赤木の成長が頼もしかった。
株主の皆さんと直接お会いできる機会を貴重に感じ、新たな原動力を頂きました。
今回は初めてということでオーソドックスな形で進めさせていただきましたが、
次回以降は、リアルワールドらしいご説明やお話をできるよう取り組んでいきます。
さて年始には細かく目標設定するタイプだったのですが、
2014年はシンプルに「自然体である」ことのみを掲げました。
その背景には昨年逃した上場を2014年こそ決めるという決意と、
上場を目的化することなく、あるべく姿を追求していこうという意思がありました。
そんな中でリニューアルしたコーポレイトサイトは、
それらを体現するものにもなりました。
とはいえ、反省は大きい。
上場という企業フェーズ、また本質的成長であろうと、
市場に証明したい、驚かせたい、注目されたい、多くの危機感や焦りによって、
自己成長を優先し、組織(企業)成長へのウェイトが弱まっていた。
社内よりも社外での時間配分が増えた結果がその表れのように思う。
無論、私自身がトップとして自己成長・自己鍛錬し続ける必要はあるが、
私一人が先走っても、そこに企業成長はなく、バランスの問題。
私一人が突っ走るためにも、今以上の教育と採用が必要。
正直、市場との対面の仕方についてはまだまだ消化不良で、
今後、年月をかけて学び取っていくことだと考えています。
振り返ればあまりにも濃厚で刺激の多い2014年でしたが、
結局はこの言葉に尽きるように思いました。
それは正しい問いなのか?
http://ameblo.jp/realworld/entry-11964720411.html
多くの情報・知識が日々入る中で、
今、最もやるべきことは何か、考えるべきことは何か、
この導入を誤らないこと、定期的に振り返ること。
2014年を糧として2015年、飛躍の年としたい。















