本日のリアルワールドアカデミーは、UI/UXを用いた映像演出について、
株式会社イデル 代表取締役社長の杵村さんに登壇いただきました。
スマフォやタブレット、windows8等によりタッチパネル化が進む中で、
サービス設計も大きく変わり始めている現在、UI/UXについてしっかりと学んでおく必要があります。
杵村さんはセガ出身で、サターン版セガラリーやストリートファイター4トレイラームービー等を手掛けられ、
独立後、ゲーム分野ではアートディレクターとして参加したプロジェクトが
文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門推薦優秀作品や
シーグラフ・アジア・フィルムフェスティバル選考作品に選ばれています。
杵村さんは昨年の勝屋さん主催の徳島出張でご紹介いただいていました。
http://ameblo.jp/realworld/entry-11415565729.html
UIは、今の状況と次の状況を繋ぐ設計。
UXは、行う操作と目的達成までの時間を繋ぐ設計。
UI/UXは、画面とユーザを結ぶ役割を持ちますが「演出する」という発想が、
非常に新鮮でこの世界観でサービス設計を行うと面白いものをたくさん生み出せそう。
これまでのプロダクトも同時にご紹介いただきましたが、
お話しをお聞きしているうちに、いつも使っていない右脳がかなり刺激されました。
講演の詳細についてはこちらをご覧ください。
http://ameblo.jp/drapro-super/entry-11453820801.html
参加社員にも良い刺激となったようです。
その後、個別にお食事をさせていただいたのですが、
講演ではお聞きしきれなかった様々な考えをお聞きすることができ大変勉強させていただきました。
数字による分析、PDCAは重要ですが、数字ばかりで全てを見てしまうと、
右脳からの直観力、仕事に対するアドレナリンが活かされにくく、
新しかったり斬新なものが生み出されにくくなる。
サービス設計に限らず、経営においても通じることが多く、非常に有意義な時間をいただきました。
別途お話しさせていただく中で、次回以降、私との対談で進めさせていただいた方が、
講演していただくゲストの方も話しやすく、社員が欲していることを的確に伝えられるため、
進め方を工夫させていただこうと思います。
こちらは本日いただいた、杵村さんが携われている「詩を本の外に開くプロジェクト」で生まれた
肉眼では読めない顕微鏡で読む詩集。この感動、この感覚は実際に使って読まないとわかりません。
この発想力と実現力、本当に素晴らしく思います。ちなみにあと少しで完売とのことです。