2012年度中間期社員総会を八芳園で開催。
一年前に八芳園で実施予定だったのですが、
震災の関係で急遽、札幌に変更して行ったため、今回こそはと、リベンジ。
今回の社員総会は、注力事業が確実に成長しているものの、
今期に入るにあたり3億の事業終息、また想定外に早まった更に3億の事業減収、
他事業成長でカバーし前期比130%成長以上は見えているとはいえ、
通期6億の収益ダメージの影響は大きかった。
そのため、今後の経営方針、この間の経営判断を隠し事なく、全社員に伝え、
ここから新たな成長に向けてスタートする、これまでで最も重要な社員総会。
社員総会は半年毎に実施しており、毎回6ヶ月間を描いたムービーを作り、
社員総会の開始前に毎回過去ムービーを流しています。今回は全て合わせて40分超。
過去ムービーを流す前に、社員総会第0部として
今回何が起こり、それに対しこれまで、そして今回何を想い考え
どう経営判断を行ってきたか、改めて、出来る限りわかりやすく、事細かく説明しました。
その後、リアルワールドが今まで如何に成長してきたか、
その中での過去ムービー、それぞれどのようなことがあり乗り越えてきたか。
暗黒時代を抜け出し「成長し続ける組織」「2度と留まらない」と
毎回壁にぶつかりながらも諦めず成長し続けてきたストーリを改めて伝え、
過去ムービーに入りました。
過去ムービーをこれまで何度か見ている社員も、社員総会出席が初めての社員もいますが、
第0部の私の話の後に、このムービーを観たため、今まで以上に感じるものが深かったようです。
私自身もその時その時を思い起こし、深く感動していました。
過去の社員総会ブログをまとめてみました。
■2011年度通期社員総会 in ANAインターコンチネンタル
第1部 経営戦略プレゼン
http://ameblo.jp/realworld/entry-11053659257.html
第2部 REALWORLD AWARD(表彰式) ~2011年度通期社員総会
http://ameblo.jp/realworld/entry-11056271789.html
第3部 ガチンコバトル番外編(懇親会)
http://ameblo.jp/realworld/entry-11058677337.html
2011年度通期社員総会 2次会
http://ameblo.jp/realworld/entry-11060051367.html
■2011年度中間期社員総会 in 札幌
第1部 業績及び戦略報告
http://ameblo.jp/realworld/entry-10869862379.html
第2部 表彰式
http://ameblo.jp/realworld/entry-10870074496.html
第3部 懇親会&余興対決
http://ameblo.jp/realworld/entry-10871538207.html
社員総会2次会&おまけ
http://ameblo.jp/realworld/entry-10885355959.html
■2010年度通期社員総会 in 伊豆
第1部 経営戦略
http://ameblo.jp/realworld/entry-10686546709.html
第2部 表彰式
http://ameblo.jp/realworld/entry-10688014832.html
第3部 懇親会
http://ameblo.jp/realworld/entry-10688033497.html
社員総会 2次会 カラオケ大会&おまけ
http://ameblo.jp/realworld/entry-10688075353.html
■2010年度中間期社員総会 in 札幌
2010年度中間期社員総会 第1部 ~経営戦略~
http://ameblo.jp/realworld/entry-10506836032.html
2010年度中間期社員総会 第2部 ~表彰式~
http://ameblo.jp/realworld/entry-10506898399.html
2010年度中間期社員総会 第3部 ~懇親会 YK-1~
http://ameblo.jp/realworld/entry-10506947187.html
盛り上がり過ぎた!?社員総会2次会&社員総会総括
http://ameblo.jp/realworld/entry-10507447578.html
■2009年度通期社員総会 in グアム
第1部 業績及び戦略報告 2009年度社員総会 in グアム
http://ameblo.jp/realworld/entry-10373142237.html
第2部 表彰式 2009年度社員総会 in グアム
http://ameblo.jp/realworld/entry-10373468658.html
第3部 懇親会 2009年度社員総会 in グアム
http://ameblo.jp/realworld/entry-10373468998.html
その後のグアムでの想い出
http://ameblo.jp/realworld/entry-10373469431.html
■第3四半期本社・札幌合同締め会 in 渋谷
前月比107%成長!第3四半期本社・札幌合同締め会 ~第1部~
http://ameblo.jp/realworld/entry-10291399677.html
涙しました。表彰式~合同締め会 第2部~
http://ameblo.jp/realworld/entry-10293095729.html
本社札幌懇親会~第3部~
http://ameblo.jp/realworld/entry-10293102397.html
そして休憩の後、2012年度中間期社員総会第1部がスタート!
今回は今期スローガン
「Stay Hungry,Stay Foolish.
貪欲になって、馬鹿になって、何があろうと絶対前進!」
第一部の司会者は東本。
第1部では、業績及び進捗状況を、全社・事業単位で細かく分析し報告、
上半期の事業・組織の課題と対策等、良い部分、悪い部分を包み隠さず私からプレゼン。
ここでも書ける限りのことは赤裸々に書きたいと思います。
※毎回、関係者の方々には社内外共に書き過ぎでハラハラさせていますが、
ガラス張り経営を大切にしていきたいです。
売上としては、6億のダメージを受けつつも2008年から順調に成長。
但し、利益計画がズレてきているため、
利益計画に注視しつつ、引き続き着地予想以上の売上に伸ばしていく。
6億の収益ダメージがなかった場合の実態売上・利益成長の見極め推移。
売上利益共に、角度高く成長できています。
今回のダメージは2年前から予測しており、
その上で様々な判断、投資を実施してきましたが、それらがしっかりと実になりました。
但しダメージのあった事業は、取引先より後からの売上取消報告となり、
該当事業への投資も行っていたため、売上分と投資分のWパンチを食いました。
事業別収益ランキングでは、げん玉、札幌、ライフマイル、クラウドが上位で、
その後に、プラットフォーム等の課金事業、スマートフォン等の新規事業が占める。
それらの詳細分析を報告した上での戦略の振り返り。
REAL100を掲げ、採用・育成に注力してきたが、
組織強化していなければ既存も新規も伸ばすことができず、
今回の大きな山場を乗り越えることはできなかった。
利益計画フォーカスの中でも、採用には注力し続け、
中でも新卒採用に比重をより高めていく。
<上半期課題>
・私が海外・新規(リアルコア)に注力し任せている中で、任せるだけの組織・仕組作りが不十分だった。
・組織全体、ミドル層を生かす仕組み作り・育成が不十分で、情報循環が不十分となった。
・情報循環が弱い中での判断が多かったため、体制変更が相次いだ。
・相次ぐ体制変更で、組織へのノウハウ蓄積、事業フォーカスが弱まった。
・事業・人材に対する成長を徹底できていなかった。
<解決策>
・ミドル層との数字を除いた全体定例ミーティング実施
・ミドル層以上に、人材育成目標を設定。(誰が誰をいつまでに何を任せられるようにするか)
・異なったグループ間複数名で組織改善目標をチャレ10で受け付け。
・自立性・機動力を高める子会社化戦略を促進。
・リアルワールドの軸、掟や価値観、定義を記す「リアルワールドガイドブック」の作成。
利益計画注力のため、リアルコアと仙台については選択と集中により、
一旦、本社を優先としますが、それ以外では引き続き子会社積極展開。
子会社化戦略については、各代表の紹介を含め、後日ブログにて書かせてもらいます。
そして次に下半期戦略を報告。とにかく、利益計画注力と今後の成長戦略がキー。
そのために、第3四半期は新規を抑え今ある事業を徹底的に伸ばす。
先日の経営会議で決めたフォーカス事業とコミット予算を改めて伝える。
その上で第4四半期は既存事業の確実な、且つストレッチの効いた成長に加え、
全社を挙げて来期以降の成長事業創出に取り組む。
第4四半期に向けては、インドネシア支社のオフショアをどこまで機能させられ、
日本国内拠点が創造的業務に時間を充てられるか、
また開発コストを極限に抑えどれだけ事業投資に回せるか、それぞれの解決策を提示。
賞金30万円のアプリグランプリを開催することとなり、第一部で結果発表。
受賞者は、高橋と西條・金子グループ。おめでとう
想像以上に良いアプリが複数出てきたため、
第4四半期は全社を挙げて新規事業創出に取り組むこととしました。
賞金100万円「REALWORLD NewBiz Granprix」の開催。
事業のモックを動くレベルまで作り提出してもらい、事業計画は不要。
採用されるとプロダクトの完成度で最大100万円を賞金提供。
インドネシアオフショア部隊を無償提供。インターンにも参加資格があります。
スマフォアプリグランプリ及び、こちらのグランプリについては後日ブログにて書かせてもらいます。
続いて、下半期の組織戦略を報告。
下半期は組織体制をシンプルにし、集中しやすく、
またミドル層の横軸を生かすことで組織全体を堅固な状態とすることとしました。
今回は、マネージャとして高橋、サブマネとして矢田・鈴木が昇格しました。おめでとう
それぞれの持ち味を生かして活躍すること、楽しみにしています。
ミドル層を10名にすると昨年夏に目標を経て進めてきましたが、
ようやく実態として10名以上を生み出すことができました。
しかしこれはゴールではなく、スタート。
より機能するミドル層となってもらうために、引き続き育成を私自ら徹底し、
サーベイを取っているのですが、組織課題を見た時に、新卒・中途共々、結果から組織として、
概念性や問題解決力は非常に高いのですが、行動力が若干弱い傾向が判明。
今後、行動力をより重視し、徹底する上でも、
「完璧を目指すよりまず終わらせろ」というF社の言葉をいただく。
そもそも、超マッハスピードの会社であろう。
「超マッハスピード!」
即判断、即反映、即検証。本質を見抜き2割をやる。
最後に、今期目標を改めて伝えると同時に、これまで第1創業期~第3創業期として成長してきましたが、
今回の大きなダメージのあった不安材料を払拭し、今後は着実に積み上げて行くだけのステージ。
その上で、これからは「第1成長期宣言」を行い、第1部を終えました。