floworld事業の関係で生花について調査しているのですが

ネットでの生花ビジネスの難しさと、しばしば直面します。


floworldでは1本315円、10本になると花束が成立、

つまり3150円から花束が贈れますが、これが結構難しい。


■生花の価格差が広く、違いをネットでは伝えづらい。

同じバラでも価格は数十円から数百円とピン切り。

安いものは長持ちせずに見た目もイマイチ。

高いものはその良さをネットでは伝えきれない。


■生花は生もの

夕方に配送し、翌朝受け取らないと花の品質は大きく損なわれる。

必ず受け取れる日時・場所で受け取ってもらう必要がある。

夏や冬ではクール宅急便の必要があり、沖縄への配送は厳しい。


■ラッピングと物流コスト

配送やラッピングだけですぐに1000円を超える。クール宅急便等になればそれ以上。

生花自体に掛けられる原価は決まっている。


■季節によって入荷できる花は異なり、本数保証がない。

いつも同じ花が入るとは限らず、取引数が増えた際には本数を保証することが難しい。


■アレジメントクォリティ

アレジメントクォリティを上げるには、アレジメント専門に任せる必要があるが、

その場合、2次卸等から生花を仕入れていることが多く、人件費も含め高価。

一方、卸と直取引するとアレジメントがイマイチでクォリティが落ちる。



サービスとしてもソーシャル設計を、思ったより深く考え設計する必要があり、

このような花の物流を考えると、参入障壁が低く、誰でも出来そうですが実はそうでもない。

スケールビジネスとするためには、多くの難題を解決する必要があります。


今後、floworldがこれらを如何に克服し良い事業として育っていくか楽しみにしてください。

現在は原価を上げる形で品質を保つよう調整しています。



floworldは多くの方々の想いやメッセージを伝える代理人。



その役割をしっかりと全し、2014年には世界のどこにいても

人・場所・組織が月20万件、想いを受け取るサービスとしたい。