当社の社外取締役でもある

モバイルコム所谷社長とお会いしていた。


所谷社長は22歳で独立され

40年間、様々な事業を立ち上げられてこられた。

現在、グループ売上は約100億。

これを愛媛で成り立たせている。


首都圏での100億以上に

地域での100億は並大抵で出来ることではない。



そんな所谷社長は

長者番付に入るほどの資産をお持ちなのだが

一切、無駄遣いはなく

未だに次々と自ら新規事業を手がけられ

第一線でご活躍されている。

このバイタリティには本当に圧倒させられる。


無駄遣いをしない例で言うと、

スリッパが痛んでいても

ホッチキスでとめて使いつづけているという程(笑)




初めてお会いしたのは6年ちょい前。

当時私は22歳なりたてほやほや。

独立前から定期的にお話に伺っているのだが、

今回はいつもとは違った感じを受けた。


白髪のオールバック。

62歳経営者ならではのオーラ。

そうでありながらも人間味を感じる。


これまではご年配の尊敬する凄い経営者

という存在だった。


しかし今回は、カッコいい経営者。

カッコいいとは、まさしく生き様。

そしてそこにある覚悟と男気。


経営歴40年というと

戦後の厳しい時代から高度経済成長、

バブルの崩壊、技術革新と変動のまさしく激動の時代。

この変化の時代の中で

経営者として戦い続けられている。


私の40倍のご経験。


これまで

仰られていることの意味を理解していたつもりだったが

今回はその深さを感じ取ることができた。


こういう方からアドバイスをいただける状況にある私は

実はずっと幸せだったのだと改めて感じた。


経営者ってやはりいい(笑)




当社にはもうひとり社外取締役佐藤完さんがいらっしゃる。

サトカンさんも白髪のオールバック。

一言でいうと「かっこよすぎる」(笑)

非常に偉大な方なのだが非常に謙遜で且つ、寛大。

個人的に将来の自分の姿としてなりたい像。


今日、所谷社長より


木がその環境(土・日光・風)によって色や形が変わることと同様、

人も生き方によって姿が変わる。


というお話をされていたのだが、

社外取締役のおふたりをみていると

まさしく、いい年の取り方をされていると感じた。


いい年のとり方とは、

ラクな生き方を示すのではなく

自らの抱いた志に素直にまっすぐ突き進む生き方。



私もいい年のとり方をしたい。

将来、かっこいい、オヤジ?、シニア?になるために。