これも6年位前の記事です。 (新たに加工しました)
フリーメイソン史上、最高度の哲学的天才で32階級、マンリー・パーマー・ホール著 「フリーメイソンの失われた鍵」人文書院より引用
オシリス神話とヒラム神話が同じであることが認められれば、『死者の書』は象徴的な「メーソン団」の扉を開ける合鍵ということになり、儀式の下に隠された美、象徴の中にある新しい輝き、「メーソン団」のすべての手続きを動かしている神的な目的を明らかにするであろう。
ー中略ー
プラトンは、肉体が魂の墓であると述べるとき、その解答をも暗に示している。 肉体の内にある魂は、開放される時を待っている。
非理性的な形から理性的部分が開放されて自由を得るのは、ふたつの方法のうちのひとつによってである。無知な者は必然によって開放され、賢者は選択によって開放される。
それゆえにこそ、エジプトの寓話において、肉体と死の眠りから抜け出た者は夜に現れて闇の中を放浪すると言われるが、「密儀」に受け入れられた者は、秘密の学を授けられる。その学によって理性的本性は、衰微することのないまま束縛から解放される。暗い部分から開放された真の哲学者は、エノクのように死の苦しみを味わうことなく天に移される。-引用終わりー
ホールはこのようにメイソンの技を賛美しているが、メイソンである坂本竜馬が殺されて魂を開放されたように、フランス革命でメイソン側に立ちながら、メイソンが開発した最高度に残酷な処刑機である「ギロチン」(フリーメイソンであるギヨタンが発案した)によって殺されたオルレアン公ルイ・フィリップのように、メイソンの社員でありながら、その計画に利用され、彼らが言う「必然(死)」によって肉体から開放される者も大勢いた。
普通の人間は「死」を悲しみ、忌むべきものとする。
だが、フリーメイソンは「死」こそ人間の本来の姿だという。
このような「思想」を人間社会に広めた歴史的存在を私は知っている。
それは欧米社会において、魔術を使って人間を幻惑して殺し合わせる者、「サタン」と呼ばれてきた。
サタンは魔術を使い、人間の欲望を一時的に叶えるが、
契約の期限が来ると、契約者を殺してしまう。
聖書の民ユダヤ人も、神との契約を交わしている。
欧米における魔術とは、「ユダヤ教神秘主義カバラ」にほかならなかった。
最も有名な魔道書のひとつに「ソロモンの鍵」がある。
よくテレビアニメなどに登場する、
イスラエルの国旗に描かれた六芒星=魔方陣が描かれた、
悪霊の降霊術を伴う魔道書である。
何度も言うが、ソロモンは古代ユダヤ王国(ヘブライ王国)、
第三代目の王であり、
フリーメイソンはその目的が「ソロモン神殿の再興」だと公に言っている。
古代ユダヤの魔王の神殿を、
この現代に現出させることー
フェニキアの神、バールの神殿に似せて作られた神殿では、
日々生贄が捧げられていたことが知られている。
生贄を求める、地底の悪しき神が祀られていたということだ。
その神殿を建築したのはヒラム・アビブ、
フェニキアの建築家だったが、
その知識を狙った三人の暴漢に殺されてしまう。
大衆が知ることのない「秘密の知識」は、
ヒラムの死によって失われてしまった。
神は三人の暴漢に対し、
失われた知識を求めて、
世界中を旅するよう命じた。
三人の暴漢は、松明を手に恐る恐る真っ暗な洞窟を進んでいった。
そして石の影、穴、水たまりなど、
あらゆる場所を探し続けた、「失われた鍵」を求めて。
こうしたことから、
高位フリーメイソンのホールが書いた「フリーメイソンの失われた鍵」と、
古代ユダヤの魔道書「ソロモンの鍵」が無縁なわけはない。
(私は三人の暴漢とは、ユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒の事ではないかと考えている)
その神殿に祀られていた神は、
この現代の世界において、
人類から最も厚い信仰を受ける神として崇められている。
彼はついに、この世の神として君臨したのである。ユダヤ人はその神の計画に責任を負っている。
ただしそれは一般的に知られている公教を信じている大衆のことであり、
一般には公開されていない。
フリーメイソンなどにだけ伝えられている秘教によれば、
その神は至高の神を知らず、
この世だけを支配する低次元の神、
造化の神、すなわちサタンとされている。
なぜなら、忌むべき肉体を生み出したからである。
(聖書の神ヤハウエは土から人間を作ったが、宗教の核心=哲学においては、神から派生した霊を閉じ込めた肉体は、牢獄とされている)
聖書の神は名前を呼んではいけない存在とされている。
映画ハリーポッターには、
「名前を呼んではいけないあの人」が登場する。
ボル・デ・モート卿。
それが秘教信者からみた聖書の神の姿だ。
人間を殺すことは悪であり、罪であるはず。
だが、聖書やフリーメイソンたちは、人間を殺して魂を開放することが「善」であるとしてきた。
人間の生命はメイソンによって否定され、殺し合いである「戦争」が賛美されるのはそのためだ。
となると、戦争は「最高の技」であることになる。
(それで彼らはボストン湾にお茶を投げて、戦争を起こしたわけだ。現代のアメリカで政治に重大な影響を及ぼしているティーパーティ言うやつ)
賢者=メイソンは自らの意志によって肉体から解放され(プラトン哲学の核心、唯一の教義)
愚者=われわれ大衆は、必然(戦争など)によって肉体から解放されるとメイソンは主張する。
だったら、全員さっさと自ら開放し、
あちらの世界に行けばよいものを。
そうすればメイソンもなくなり、
真の開放を得るではないか。
それなのに私たちの魂の開放作業まで、
せっせとお手伝いしてくれなくともよい。
大きなお世話だと言っておく。