安倍政権による憲法の改定によって

平和な時代は終わりを告げ

戦争の時代が訪れようとしている

 

 

かつて地上には黄金の種族が存在したという

彼らは神にも等しい種族で

恐れを知らなかった

 

 

その黄金の種族の血を引き継いだのが

テセウス、ヘラクレス、アキレウスら

英雄と呼ばれる人たちで

命知らずの荒くれ者だった

 

彼らは命よりも

名を求めて戦った

 

 

彼らは神に愛され

時代を超えた英雄

または神とされた

 

おのれの肉体を顧みず

死を恐れぬその生き様が

神にも等しき者とされた

 

神話では命よりも精神が尊ばれる

 

神々がその勇気を愛し

神話や大叙事詩によって語り継がれ

国民はその勇気を見習うべきものとされた

 

それこそが宗教の神髄だったのである

 

第二次世界大戦における特攻隊員の

ように

 

 

彼らはヘロ、またはエロス

そしてヒーローと呼ばれ

現代でもウルトラマンや仮面ライダーなどのヒーローが

スクリーンに登場し

子供たちに戦いの精神を植え付けている

 

 

古くは桃太郎の鬼退治伝説がある

天皇家の子孫である桃太郎は朝鮮半島からやってきた鬼

温羅を退治し

子供たちに語り継がれる見本となった

 

 

一方で敗れた側からしてみれば

現代に至るまで長きにわたる遺恨を残した

 

恨み(温羅見)

うらめしや(温羅目しや)

と言う言葉はここから生まれたのである

 

韓民族は大和朝廷が成立する前より

続々と朝鮮半島から日本に渡ってきた

百済からやって来た温羅の一族だけが日本の韓民族ではない

 

何よりも倭の五王の名が

その王朝は渡来民であったことを証明している

 

今上天皇も訪韓時に

皇室と朝鮮半島の血縁に触れたが

私たち日本人と朝鮮民族は

血縁関係で結ばれている

 

しかし私たち日本人は

豊臣秀吉による朝鮮出兵

明治新政府による韓国併合と

中世・近代において

二度にわたる侵略を行った

 

その行いがまた

大河ドラマなどにおいて

華々しい物語として流布喧伝されている

 

侵略戦争が果たして正しい行いなのか

明治維新によって

いったい日本はどのような国に変貌したのかを

史実をもってよく考えて頂きたい

 

それはまさに古代ギリシャの英雄伝説

そして桃太郎伝説の焼き直しだと言える

 

その物語の重要性は

子供から大人まで

すべての国民の英雄精神を呼び起こし

人間を守る法も何もなかった時代

黄金の時代をこの世に再現することにある

 

すべての伝説がそのためにあると言っても過言ではない

 

そして今

かなりひ弱な桃太郎が

政府が仕掛けた新たな鬼ケ島向かって旅立とうとしている

 

尖閣諸島

竹島

北方領土

辺野古

 

今の日本は数々の鬼が島に包囲された

嵐の海に漕ぎ出そうとしている泥舟だと言える

 

政府は韓国、北朝鮮、中国

そしてロシアとの対立を煽り

過去の戦争の反省もせず

これらの国と敵対している

 

アメリカも一国主義を唱え

国家をかけて日本を守る体制にない

 

いったい

尖閣諸島を巡って中国と戦争になり

勝ち目があると本気で思っているのだろうか

 

習近平の立場で考えたなら

日本と戦争になった場合

東京や大阪に水爆を投下することも躊躇しないであろう

兵器は並べて満足するために製造されたのではなく

アメリカ軍が落とした原爆のように

人間を殺して初めて真価を発揮する

 

そのために世界の国家と武器メーカーが

破壊力と殺傷能力を競い合っている

 

今の中国は戦前の日本のように

アメリカと覇権を争う計画であるから

日本などに手間取っているわけにはいかない

日本をあっさりと踏みにじり

アメリカに立ち向かうであろう

 

私は

だからと言って中国に阿るべきだと言っているわけではない

韓国政府や国民が主張しているように

慰安婦問題や徴用工問題が

相手が解決していないと言っている以上

犯罪を犯した側が悪いのは当然なのだから

ドイツのようにきちんとした賠償をして

近隣諸国に迎えられるべきだというのが私の主張だ

 

その為にこそ消費税を少しあげて

賠償金に充てる

あるいは先の戦争を反省し

尖閣諸島や竹島は相手に譲るべきなのだ

 

 

なぜなら

それは次の戦争のために仕掛けられ

日本人の英雄精神を呼び覚まし

戦争に引きずり出す為に仕掛けられた

「鬼ヶ島」

つまり罠だからだ

 

 

英雄伝説は国民を戦争に引きずり込むために生まれた

人間の欲望を深く研究した上で生み出された

哲学的な呪いの伝説だと言える

 

童話「長靴を履いた猫」では

猫が怪物オーガを言葉巧みに騙し

ライオンやネズミに変身させる

 

明治維新と日本の敗戦はこれと同じことだ

 

長靴を履いた猫は黒船に乗ったペリーで

騙された日本は明治維新後

欧米諸国によって恐るべき戦争国家

つまりライオンに変貌させられてしまう

そして敗戦によって今度はネズミに変えられてしまった

 

 

このまま国民が騙され続ければ

日本は近い将来ネズミと同じ運命を辿ることになる

 

また大坂首都構想によって首都が二つになれば

日本は朝鮮半島のように二分してしまうだろう

首都が二つになるということは

分裂するという危機にあるということを

政治家はもちろん

テレビ局も新聞も、学者も誰も言わないが

当然のことではないか

 

そして沖縄が基地問題でわざと揉めた末に独立し

アメリカ軍が沖縄および日本から撤退したときこそ

 

この日本という国が

従軍慰安婦や徴用工

尖閣諸島や竹島といった

中国や韓国からみて先の戦争による怨念を晴らすため

邪悪な鬼が住む「日本列島という鬼ヶ島」を

退治する絶好の機会となる

 

そして日本やアジアのみならず

こうして戦争は時を超えて為政者たちによって生み出され

 

世界は再び混沌の「黄金の時代」へと突き進んでゆく

 

それは法律もなく

暴力だけが支配するアナーキーな世界

 

今はその黄金の時代の夜明けなのだ