”ピアノがメインの映画音楽”名曲ベスト3 | リアルパワーストーン by 風水師・西山貴琉

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天然石を活用し、気の流れを改善してハッピーライフを実現したいという方のための知恵袋ブログです。ちょっと興味があるだけという方も、マニアの方も、業者の方も、皆で一緒に楽しめるような話ができたら最高ですね!

前回、『ピアノ・レッスン』をはじめ

としたオールタイム(全時代)で有名

どこの「ピアノがメインテーマの名曲

映画」をいくつかご紹介しましたが、

今回はその続きです。


前回の予告どおり「ピアノが主旋律を

弾く映画のテーマ曲」に絞って、個人

的にも大好きな「歴代名曲ベスト3」

を選定させていただきました!ので、

早速、第3位から発表します。



第3位『フォレスト・ガンプ』

(1994年)メインテーマ


組曲になっていないピアノがメインの

サントラ音源で短いバージョンを探す

のに苦労しました。これは映画の冒頭、

鳥の羽根が風に吹かれて主人公の足元

に舞い降りてくる有名なシーンの音楽

です。


ロバート・ゼメキス監督、アラン・シ

ルヴェストリ音楽といえば『バック・

トゥー・ザ・フューチャー』シリーズ

の名コンビですが、『フォレスト・ガ

ンプ』ではアカデミー作品賞・監督賞

他6部門受賞。特に主演のトム・ハン

クスは2年連続でアカデミー主演男優

賞受賞という、戦前(1930年代)の

スペンサー・トレイシー以来となる半

世紀以上ぶりの快挙で、世界的トップ

スターの一人となりました。


全米興収3億3000万ドル、世界興収

ではその倍以上稼いだ大ヒット作で、

その魅力を挙げればキリがありません

…IQ(知能指数)が低く、まともに歩

くことすら出来なかったフォレスト・

ガンプが、いかにして成功し、幸せを

掴んでいったか…という人生において

の学ぶべきことがたくさんあるベスト

セラー本の映画化ですが、ドタバタ色

の強い小説よりも遥かに素晴らしく、

卓越した映画言語による見事な名作と

なりました(できれば、それについて

お話したかったのですが、長くなるの

が目に見えているので、またの機会に

…)。


母役のサリー・フィールドも、恋人役

のロビン・ライトも、脇を固める人が

みんな良かったね…。



第2位『セント・エルモス・ファイアー』

(1985年)愛のテーマ


1980年代、大人から見ると似たような

タイプの青春スターたちが数多く現れ、

彼らをひとまとめにくくった「ブラッド

パック」という言葉が生まれました。


その中心をなす代表作が『セント・エル

モス・ファイアー』です。


「ブラッドパック」の発端となった名作

『ブレックファスト・クラブ』(1985

年)のメンバーであるエミリオ・エステ

ベス(チャーリー・シーンの兄)、ジャ

ド・ネルソン、アリー・シーディを中心

に、ロブ・ロウ、アンドリュー・マッカ

ーシーといったブラッドパックの面々、

そして『ゴースト/ニューヨークの幻』

で一躍ブレイクしたデミ・ムーア、若く

美しい頃のアンディ・マクダウェル等、

青春スターが一堂に会します。


映画のタイトルの元となった曲は、ジョ

ン・パーの歌で全米1位となり、アカデ

ミー主題歌賞にもノミネートされました

が、映画のためのオリジナル曲ではない

ことから受賞は逃しています。


作曲者のデヴィッド・フォスターは、80

年代を代表する売れっ子音楽プロデュー

サーで、主題歌以上に愛されているのが

ピアノで始まるオープニング・タイトル

『愛のテーマ』です。歌が入っていない

曲であるにもかかわらず全米15位のヒッ

トを記録しました。


この動画では、卒業した仲間が集まって

「ブーラブーラブー、ワッハッハ!」と

声を揃える、例のあのシーンも見ること

ができ、音楽と共に今見ても胸が熱くな

ります。


ブラッドパックとほぼ同世代の私たちに

とって、この曲は「輝ける未来を夢見る

青春時代」の象徴ともいえる名曲です。


好きなシーンをもう一つだけ挙げます。


同棲していた恋人と別れることになって

最初にどちらの所有物かで揉めるのが、

音楽レコード(まだCDは出始めの頃で

主流でなかった)アルバムなのです。


「ビリー・ジョエルのアルバムは、全部

君のものだ。『ストレンジャー』以外は

…」


みたいな台詞が自然に出てきて、思わず

笑わせてくれます。僕ら世代にとって、

音楽はそれほど重要なパートを占めてい

た、という気がします。


第1位『サイダーハウス・ルール』

(1999年)メインテーマ



映画の出来も、世代も、時代も超えた

ピアノの名曲だと思います。


大傑作『ガープの世界』(1982年)を

書いたジョン・アーヴィングの小説の

映画化で、彼の描く心優しくも不条理

な現実世界の雰囲気が見事に表現され

た音楽は『エマ』でアカデミー作曲賞

を受賞したレイチェル・ポートマンで

す。


『サイダーハウス・ルール』でも作曲

賞にノミネートされましたが、間違い

なく彼女の最高傑作でしょう。


しかし実は映画を見た後、しばらくの

間、この美しいメロディをどうしても

思い出すことができず、数年も経って

しまいました。


それがある日、ふとテレビで流れてき

た曲を聴いて、すぐに「これだ!」と

わかりました。


どう聴いても『サイダーハウス・ルー

ル』の雰囲気だったからです。決して

楽しい映画ではありません。むしろ、

現実世界の残酷さをまざまざと見せつ

けてくれる話です。しかし、限りなく

希望に溢れた優しさも同時に見せてく

れます。そういう音楽です。


主演は『スパイダーマン』シリーズで

主役に抜擢されたトビー・マグワイア

と、オスカー女優になる前のシャーリ

ーズ・セロンです。


そして、ベテランのマイケル・ケイン

がアカデミー助演男優賞を受賞しまし

た。60〜70年代は冷たい感じの主演

スターでしたが、この映画から一転、

心優しい洗練された老人役が定着しま

した。若い方には『バットマン』シリ

ーズの秘書役の俳優といえば、わかり

やすいでしょうか。


最後に、同作の予告編をどうぞ、ご覧

ください。では、また!