”ルイ・ヴィトンのCM”に使われた名曲『ピアノ・レッスン』 | リアルパワーストーン by 風水師・西山貴琉

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天然石を活用し、気の流れを改善してハッピーライフを実現したいという方のための知恵袋ブログです。ちょっと興味があるだけという方も、マニアの方も、業者の方も、皆で一緒に楽しめるような話ができたら最高ですね!

2023年、明けましておめでとうござい

ます…ウサギ年ですね。


今年、最初の投稿です。


というわけで、ウサギ印のお菓子を…


大晦日はフライングして、年明け前に

「Happy new year!」の乾杯をして

しまいました。翌日は、1日から仕事

が入っておりましたので…



今日から「仕事始め」という方も多い

と思いますが、自分は昨日まで仕事で

した。


少なからず、そういう方もいらっしゃ

ると思いますが、仕事と家族のプライ

ベートに関わるような話は、いろいろ

問題があるので、ネタにするのを今後

なるべく止めようと思っています。


最近、そもそもブログを始めたときの

趣旨とは、だんだん離れていっていま

すが、今年も好きなことを書いていき

ます(宣言!)…


あえて趣旨を絞るとしたら、記憶して

おきたいこと、と伝えておきたいこと

…でしょうか。


音楽もそうです。そういう記事内容が

多くなってきたのは、上記の趣旨のと

おりです。


前回の記事で、大げさでなく本当に何

十年かぶりに映画『愛と追憶の日々』

のピアノのテーマ曲を聴いて、やっぱ

いい曲だなぁ、と改めていろんなこと

を思い出しました。


この曲、一時期どこかのテレビ局のお

天気番組か、お天気コーナーのBGMに

も使われていましたね。単に似たよう

なパクリ曲だったかもしれませんが…


また昨年の秋頃からでしょうか、TV

で流れるルイ・ヴィトンのCMに映画

『ピアノ・レッスン』の有名なテーマ

曲「Sacrifice」(生け贄、犠牲になる

もの、という意味)が使われているの

を聴いて、これにも心を動かされまし

た。



『ピアノ・レッスン』(1993年公開、

原題はTHE PIANO)は、地味ながら

全米興収4000万ドルと、当時として

はそこそこのヒット作という感じで、

もちろん劇場公開時に見ています。


前回ご紹介した『ブロードキャスト・

ニュース』で注目されるようになった

ホリー・ハンターがアカデミー主演女

優賞を受賞、彼女の代表作となりまし

た。


後に『X-メン』(2000年〜シリーズ

化)のレギュラー超能力者の一人とな

ったアンナ・パキンも、ホリー・ハン

ターの娘役で史上最年少のアカデミー

助演女優賞受賞者となりました。


他にも、タランティーノ監督の初期作

品の売り出しに貢献したハーヴェイ・

カイテルや、『ジュラシック・パーク』

(1993年〜シリーズ化)の主演に大

抜擢され知られるようになったサム・

ニールも出演していましたね。上記の

動画を見るまで忘れていました。


しかし、作曲家マイケル・ナイマンを

一躍メジャーにした『ピアノ・レッス

ン』のテーマ曲は、メロディを忘れた

ことがないぐらい、最初から印象的で

した。


実は当初、「暗い音楽だな」ぐらいに

しか思っていなかったのですが、ルイ

・ヴィトンのCMを見て鳥肌が立ちま

した。サントラ盤のCDを久々に聴き

直したぐらいです。


もちろん、映画の内容を見事に表現し

た業の深さというか、生への力強さを

感じる名曲だとは思っていました。


『愛と追憶の日々』もそうでしたが、

主題歌は別として、いわゆる劇音楽と

しての映画音楽は、映画の出来が良く

ないと、なかなか名曲として残ること

はありません。


「唯一の例外はエンニオ・モリコーネ

の『ミッション』と『マレーナ』だ」

と中国の巨匠ウォン・カーウァイ監督

(だと思います…)も語っています。


実際のところ、モリコーネはそういう

音楽(映画の出来が悪いにも関わらず

名曲として残っているもの)が結構、

少なくない稀有な作曲家だから世界中

にファンも多いのでしょう。あまりに

音楽が良くて、映画自体の評価さえも

時代と共に変えてしまい、傑作と呼ば

れるようになった作品『ウエスタン』

(ワンス・アポン・ア・タイム・イン

ザ・ウエスト=1968年)もあるほど

です。


逆に、映画が良ければ即、スペシャル

な名曲になり得ます。その代表的なも

のが、皆さんご存知の『ニューシネマ

・パラダイス』(1988年)です。



映画のサウンドトラック・アルバムで

は、このメインテーマのみピアノが主

となっていますが、この動画では続け

てエンド・クレジットに流れる人気曲

「トトとアルフレード」、最後のシー

ンがあまりにも有名な「愛のテーマ」

も演奏されていることからわかるよう

に、複数の作品がモリコーネの名曲と

して愛され,今に残っています。


モリコーネは『海の上のピアニスト』

(1998年)で「愛を奏でて」という

ピアノの名曲も残しています。これら

は以前のブログ記事の中で、音楽シー

ンの動画をいくつか取り上げています

ので、ぜひ聴いてみてください。



ピアノが主旋律を弾く映画音楽という

範疇でいえば、前回ご紹介した『愛と

追憶の日々』も『ピアノ・レッスン』

も『ニューシネマ・パラダイス』も、

間違いなく歴代オールタイムのベスト

10に入るテーマ曲でしょう!


電子ピアノと思われる曲も含めれば、

昨年6月に亡くなったヴァンゲリスの

『炎のランナー』も間違いなく歴代の

ベスト10に入る知名度のヒット曲です

(下記リンク記事の音楽動画参照)。

ピアノがメインの映画音楽というと、

知名度だけなら、いずれも1970年の

大ヒット作『ある愛の詩』(フランシ

ス・レイ作曲)や『ひまわり』(ヘン

リー・マンシーニ作曲)のテーマ曲も

歴代ベスト10に入るでしょう…けど、

これらは個人的に好きではありません

…絶望的に暗い曲だからです。


『ある愛の詩』は恋人が白血病で余命

わずかという二番煎じが大量発生した

名作で、盗作問題でも騒がれたほど大

ヒットした曲です。


『ひまわり』は徴兵制度でロシア戦線

に送られたまま帰って来ない夫(マル

チェロ・マストロヤンニ)を探し、ウ

クライナの農村へ辿り着いて現実を目

の当たりにする妻(ソフィア・ローレ

ン)の話です。


いずれも昔、テレビで見ました。映画

自体はどちらも有名な作品で、当時、

リアルタイムで見た人にとっては感動

の名曲なのかもしれませんが、自分は

ボリュームを下げてしまいたくなるぐ

らい、お笑い番組のコントなどで使わ

れるとき以外は聴きたくもありません。



古くは1950年代にタイロン・パワー

とキム・ノヴァク主演で大ヒットした

『愛情物語』も、ピアノのテーマ曲が

結婚式の定番になったぐらい有名です

が、恥ずかしくなるほど大げさなメロ

ディで、普通に聴いていられません。



そんなクラシックに混じって、歴代の

オールタイムでベスト10に入れるべき

「ピアノがメイン(電子ピアノも含む)

の名作映画音楽テーマ曲トップ3」を

次回、勝手に選定して、発表したいと

思います。


ぜひ、予想してみてください。少なく

とも私の好みの映画と音楽がわかるで

しょう。必ずしも賛同を求めるもので

はありませんが、拍手してくれる方が

多ければ幸いです。



では、本年も宜しくお願いいたします!