桜の花もだいぶ散って、葉桜の季節に
なりました。
前回、更新のときは満開だったのに、
早いものですね(^-^)/
写真は先週、雨が降る前に散り始めた
とある郊外の公園で、撮った理想的な
花見桜です。
桜の名所でもなんでもなく、名もなき
公園ですが、もちろん、桜はがきれい
なだけではありません。
平日の昼間、お母さんと時々お父さん
と子供がピクニックのようにお弁当と
水筒で花見をしています。
子供が走り回れるぐらい、まばらに人
がいるだけですが、これが実に美しく
思わず写真に撮ってしまった次第です。
日本には、そういうところがたくさん
あると思います。
実は、最近の一般的な花見の風情は、
とても好きにはなれません。
工事現場のようなブルーシートの場所
取り、カラオケの騒音、バカ騒ぎの声
…何一つとして、風情がありません。
特に最低なのが、上野公園や靖国神社
周辺です。そこらじゅうにゴミの山、
なかでも大嫌いなのが、お酒と生ゴミ
の混じった悪臭で、花見どころか臭い
ゲロを吐きたくなります。
そんな桜の名所には行く気がしません。
名もなき公園のきれいな花見桜の下で
密かに群生していたタンポポも印象的
でした。
消費するために自由な時間を取られる
人生になっているのではないかと来日
した某国の人気大統領が危惧していま
したが、そのへんが昔から、まったく
日本は変わっていないような気がしま
す。
人がゴチャッといて、物が売れれば、
それが目指すべき理想だという価値観
を日本はそろそろ変えませんか?