復習 癌との戦い始め... | 大腸癌ステージⅣ抗がん剤7年目...、時々猫、のち孫

大腸癌ステージⅣ抗がん剤7年目...、時々猫、のち孫

2011年末、直腸癌を内視鏡検査で発見
2012年2月、腹腔鏡手術で切除するもリンパ節多数転移でステージⅢbに、その3月から抗がん剤治療を開始するも
腹部大動脈傍リンパ節で再発、             肺と骨へ転移して・・・ そして抗がん剤治療は7年目に突入・・・

この記事は是非多くの方にご覧いただきたいので再掲します。
執こくて申し訳ありませんが、ご了承ください <(_ _)>


2012年2月、直腸癌の切除手術を受けて判ったリンパ節転移、
多数だったのでステージⅢb。
今後の再発転移を少しでも遅らせるため
抗がん剤治療を行うことになりました...

2012年3月、抗がん剤治療を始めるにあたって、
まずは点滴ポート埋設手術を受けました。

肩甲骨前にプチンとポート...
これが胸の真ん中にあればウルトラマンのピーポピーポだな( ̄▽ ̄)

FOLFOXって薬を2週おきの通院で12回が課せられた使命...

抗がん剤治療が始まって直ぐに失ったものは味覚と手先足先の感覚。
それと、もちろんの吐き気と口内炎と下痢、
そしていつでも鼻血( ̄O ̄;)

味覚異常は何を食べても砂を食べてる感じで、
吐き気と併せて食べれない期間が投薬後に4日ほど(T_T)

手先足先の痺れで、歩けば躓いてばかり、
コップやお椀を持てば落としてばかり...
汚すことが多くて随分と家族に迷惑掛けたなぁ~

口内炎でも全く食べることが出来なくなって、
このままじゃ生命の危険だってことで、
妻がミキサーで色んなの作ってくれて...

こんなに懸命にやってくれたら食べない訳には行かないよね...
有難さと痛みで泣きながら食べたなぁ~(T_T)

お腹は本当に不安定で、まずは便秘になり、
仕方ないから下剤を飲むと下痢になる。
出始めると連続で10回以上トイレに駆け込むように。

毎朝の通勤はいつ催すかの恐怖でしかなかったし、
途中駅のトイレはほぼ制覇したし( ̄^ ̄)ゞ

因みに頭髪は失いませんでした。
抗がん剤は身体の末端の元気な細胞を攻撃するため
多くの方々が頭髪を失うのですが...

ってことは、俺の毛根は元気じゃないから影響無いってかぁ!
ま、元々薄いんだけどね、面白く無い! (♯`∧´)

こんな感じで半年が過ぎた頃、最後の12回目が来たけど、
身も心もボロボロになってギブアップで終了。
ま、頑張りました ( ̄^ ̄)ゞ

副作用を改善するため色んな薬を処方してもらいましたが、
中々効果は出ませんでしたね~。
でも随分後になって自分に合う薬が判ったんです。
だから今はそこそこ楽になりました( ̄▽ ̄)

例えば、漢方の半夏瀉心湯。
下痢対策で処方してもらったと思うのですが、
私には口内炎でとても効果があるのです。

鼻血はアレグラでかなり改善されました。
花粉症だったので気付きました(`_´)ゞ

その後の経過観察の半年間は、
味覚障害がかなり良くなったので
結構元気に過ごす事が出来たんです。

手足の痺れもいつか改善されると信じて...