月と涙 -4ページ目
不器用で
ムードのかけらもなかったけど
そんなアナタが
とても好きだった
早く夏が来て
熱い太陽を仰げば
この気分も晴れるのに
よくわからない場所で
ぐるぐる回っている
なんだか迷子の気分だ
そんなにやさしい口調で
愛を説くあなたの目が
冷たく凍っている
わかっているのに
やめられない時は
あの頃のように
アナタに叱って欲しくなる
アナタにもワタシにも
人を傷つける権利なんて
ないに決まっている
どぼん、とバスタブにもぐって
そこから外の世界を
眺めているみたい
一人で何でもできる人に見られたくて
強がってみるけれど
ホントはなにもできない
人を押しのけて
人を踏みつけて
手に入れた何かは
ホントに格別ですか?
知っている
前に進めないんじゃなくて
言い訳をして
進まないだけ
ズルイ

