どうして、あの日

連れ帰ってくれなかったの


どこまでも、どこまでも

ついていきたかったのに




振り向いて欲しくて

わざと

憎まれ口を言ってみたり、する。





酔ったフリして手をつないでと駄々をこねた


アナタはそういうことが

恥ずかしくてイヤなのに

ちゃんと手を引いてくれた


そういうところが、すごく好き





どうして大切なものは

なくしてから気づくんだろう


それともなくしてしまったから

大切だったと思うだけなんだろうか





「じゃ、付きあおっか」

思いっきり冗談で言ったけど

まんざらでもなかったり




もう一度出会えたら

好きになってしまうかもしれない


いや、もう

好きになっているのかもしれない




今日出会った彼が

気になって

頭から離れない




相変わらずのこの街で

幾度目かの春を迎えても

変わらずに

アナタを思い出してるなんてね




本当は気づいていた

なのに、怖くて

気づかないフリをした

くやしくてくやしくて

少しだけ

涙が出た