呼吸について320ページにわたって様々な観点から実践法を中心に書いている本
著者は国際的に有名なセラピスト(ヨガインストラクターでもある) ドナ・ファーリ
吸って、吐く
この単純で自由な営みが
子供の時にしていた「本来の」呼吸をいつしか忘れ
あらゆるストレス、科学の進歩がもたらした環境汚染や生命リズムの乱れや現代病・・
そんな中で、リラックスする術も失って呼吸は浅く速く、お粗末なものになってしまった
本来の呼吸とは、「腹式呼吸」のこと
ヨーガや丹田呼吸法をやったことがある人はご存じのはず・・
そして、腹式呼吸によって、心と体にどんな変化が起こるかも経験している
この本では、正しい呼吸とか、そのテクニックとか、難しいことはさておき
まず、自分をリラックスした状態において、
横隔膜の動きによって生まれる自然な呼吸法を実践している
呼吸にあわせて体に起こる揺れを感じ、
体の内から息が起こって広がってゆき、また中心へ戻っていく様子を感じる
横隔膜の動きが内臓だけでなく、心臓も穏やかにマッサージし、
生命のエネルギーがみなぎってくる
心身ともに健やかになってゆく・・
腹式呼吸によってもたらされる心身への影響は
各種痛みの緩和
集中力の向上
スポーツ能力の向上
更年期の症状緩和
摂食障害の改善
うつ病の改善
不眠症の改善
便秘の改善
などなど、挙げればキリがないのだ・・
人は息をしないでは生きられず、
絶えず行われているその動作が間違っていれば当然悪い影響が出る
ときどき、自分の呼吸を見つめなおして、ゆっくりとお腹を開いて息をすると
緊張状態から解放され、本来の自分を見つめなおせるということを
この本を通して知ることができる
