今日は寝起きからご機嫌ななめな娘。
着替えさせたりご飯を食べさせたりしているうちに家内のイライラはかなりたまっていたようで、食後に髪をとかしてあげている時についに声を荒げてしまっていました。
うぇーーーーーん!
と泣き出す娘。
家内はそのまま寝室へ行って布団を干し始めました。
よっしゃ!こういう時こそ父親の出番や!!
・・・と、泣いている娘に声をかけて。
「大丈夫大丈夫こっちおいで。」と頭を撫でていました。
一応3歳頃までは叱らないでいよう的な方針がなんとなくある我が家では、これまで娘を叱ったことがないので叱られ慣れていない娘ですが、なんとなくママと気まずいという感覚はあるようでよくわからずに泣いているような雰囲気でした。
少しあやして、グスグスとしている娘に、
「向こうに行ってママにごめんねって言ってきな。」
「言えないの。」
「大丈夫。ママ怒ってないよ。ママごめんねって、ほらほら。」
こんなやりとりをして背中を叩くと娘はすたすたと寝室に歩いていきました。
気になってあとをつけてみると、寝室からベランダに出て布団を干している家内。
それをながめる娘。
だったのですが、そっと布団のところへ行って自分の枕を持ち上げ、、、
「はい。」
・・・と、その枕をママに渡していました。
すると家内は、
「わー、ありがとう!」
とにっこり。それで気をよくした娘はパパの枕、ママの枕を立て続けに運んでお手伝いをし、調子にのって敷布団まで持ち上げようとしていました(笑)
そして、布団を干し終わって寝室を出ようとした時に
「ママごめんね。」
ただ泣いておっぱいをほしがるだけだったむすめが、ママに叱られて気まずい空気を感じられるようになったり、空気感を読んで安心したところでようやく素直になって謝ってみたり。。。
娘の成長に感動したのと当時に、
こうやって人は人間になっていくのだなぁ
と、感心してしまいました。
相手を思いやる心というのは生まれながらのものではなく、人との係りの中で訓練し学んでいくものだと思っています。
そしてその学びは一生をかけたものだとも思います。
むすめが成長していくように、自分自身も親として人間として成長をしていきたいものだと思った朝でした。
いってきまーす!
少し張り切って家を出ようとしたら娘が玄関のところにスタスタきて、「パパ、バイバイ」と言ってきました。
「チューしよう」
「しないの」
「なんで?」
「うぇーってなるから!」
父親との距離感はまだ学ばないでーー(T_T)
さてさて、気をとりなおして・・・・(^_^;)
今日もいろんな事を学び、成長できるよう張り切って働きます!!