”眼からウロコ-⑥”-笠巻 勝利

 

 

● 口は働きすぎている

 

私たちの身体を見ていると、長い間に合理的に作られている。天地創造の主はなぜか口を一つにした。耳は二つ、目も二つ、鼻は一つであっても穴は二つある。口も二つあってもよさそうなのに。ひよっとすると口はひとつ必要としないかもしれない。現在の半分ぐらいでもよさそうであるる

 

目はモノを見るためであり、耳は聞くためにある。鼻の穴は酸素を吸入するためにある。ところが口は食べるだけの働きから、不要なモノも飲み込むようになってしまった。すなわち酒である。

 

そればかりではない、麻薬やタバコなどの身体に悪い気体まで吸わされることになってしまった。人種によっては愛の表現も口に押しつけてしまった。キスである。これでも口は働きすぎと思っているのに、どうだろうか、言葉まで話す役を仰せつかった。一つしかないのに・・・・・・・・・・。

 

さて、私たちも、大過なく人生を送るために、さらに成功しようと思うなら、口はあまり使わない方が良さそうだ。食べ物は、身体に必要な量を考えると、現在の摂取量の3分の2から2分の1でよさそうだ。そうすると食べ物はもっと少なくていいし、身体はさらに健康にすることができる。もちろん飲む方も、みんな飲み過ぎてお金をたくさん使ってアルコール中毒になっているのはどう考えてもおかしい。

 

酒は飲みかたによれば健康増進につながっている場合もあるが、タバコは百害あって一利無しである。タバコを吸えば身体に悪いのを利用して、食べ過ぎの分を少しでも減らすために吸う人も多い。二重のまちがいをおかしている。

 

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